Ship wrecks 沈没船
終戦1年前の第2次世界大戦の末期、アメリカ軍からの攻撃を避けるため、当時フィリピンを占領していた日本軍は、島が多く入り組んだ地形であるコロン湾に避難してきました。
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1 甲板が見えたら、入口から早速船の中へ。ドアからドアへ、船体を傷つけないよう慎重に進みます
2 この船が現役だった頃、何人もの日本兵が行き交ったであろう通路
3 海面から徐々に潜っていくと、最初に見えてくる船体のマスト
4 魚たちが群れを成して泳ぐ姿もあちこちで見ることができる
終戦1年前の第2次世界大戦の末期、アメリカ軍からの攻撃を避けるため、当時フィリピンを占領していた日本軍は、島が多く入り組んだ地形であるコロン湾に避難してきました。
しかし、1944年9月24日アメリカ軍による追撃を受け次々に沈没。
その数7隻。(その後、現在では13隻が発見されています)
沈没船のなかには、船全体が変形しており、爆撃による沈没の爪痕を色濃く残しているオイルタンカーや、デッキに軍用機離陸用の平行線
が走っている戦艦、貨物船なども。
シュノーケリングでも十分見られる浅瀬に沈んでいる船から、ダイビング上級者向けの船まで様々。
当時、日本からは約60万人がフィリピンの地へ赴いたそう。
美しい海を感じながらも、この場ではその歴史に思いを馳せしばしの黙祷をささげたい、そんな気持ちになります。
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