4月の失業率5.7%へ改善(前年同月6.1%)
2017年6月13日
フィリピン統計庁(PSA)が発表した2017年4月の雇用統計速報値によると、4月の失業率は5.7%となり前年同月の6.1%から0.4%ポイント改善した。
15歳以上の人口(2000年国勢調査基準)は6,960万5千人で、労働力参加率は61.4%。就業者数は4,027万1千人で、就業率(雇用率)94.3%、失業者数は244万3千人であった。
就業者4,027万1千人のうち、農業部門が26.1%、鉱工業部門が18.5%、サービス部門が55.4%を占める。就業形態は、賃金労働者が労働者全体の61.3%、そのうち民間企業労働者は48.8%、自営・事業主は31.9%(有給従業員のない自営業28.2%、事業主3.7%)、無給家内労働者が6.7%であった。フルタイム就業者(週40時間以上勤務)は就業者全体の60.8%であった。
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