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【フィリピン経済ニュース】マルコス大統領、7月25日に初の施政方針演説

2022年7月24日

フェルディナンド・マルコス フィリピン共和国第17代大統領は、7月25日(月)、バタサン・パンバンサ(下院議事堂、マニラ首都圏ケソン市)で、大統領に就任して初めての施政方針演説(SONA)を行う。

 

今回のSONAのテーマは、「Healing the Nation: The Journey to Economic Recovery and Transformation.(国を癒す:経済回復と変革への旅)」である。そして、特に、政府の経済アジェンダ、新型コロナウイルス(COVID-19 )への対応、対面授業の全面再開、食料安全保障を確保するためのイニシアチブなどへ焦点が当てられると見られる。

 

マルコス大統領は、自身の公式Facebookのページで、国民に、施政方針演説に耳を傾け、国の状況や政府の計画及び目標を知るよう呼びかけている。また、主要地点に、SONAの状況を伝えるデジタルサイネージ(電光掲示板)を設置している。

 

1987年フィリピン共和国憲法で、大統領の施政方針演説(SONA)は、下院定例会議の開会時に行われるものと定められている。また、下院定例会議の開会は毎年7月の第4月曜日と規定されている。メンドーサ下院議長は先に、依然新型コロナ禍ではあるが、SONAには、下院議員300人、上院議員24人、外交団のメンバーを含む約1,200人が入場可能と述べている。

 

2019年以来、議会がフルキャパシティーで人々を受け入れるのは初めてである。ドゥテルテ前大統領の最後の2回のSONAは新型コロナ禍ということで、ライブと仮想のハイブリッド形式で行われた。

 

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