2024年4月5日
日本人は63%増の10万5千人(シェア6.3%)で4位
観光省(DOT)の4月1日時点の統計データ(eTravel)よると、3月のフィリピン訪問者数は合計50万5,720人(うち在外フィリピン人3万0,777人)で、2023年3月の47万5,643人(同3万9,351人)を6.3%上回った。しかし、前月の58万2,332人(同3万1,115人)からは13.2%減少した。在外フィリピン人は、海外に住むフィリピンの国籍保有者(比人海外労働者を除く)である。
国籍別トップは依然として韓国人で12万8,703人、訪問者総数の25.4%を占めた。次いで米国人が8万4,461人(シェア16.7%)、3位は日本人で3万7,460人(同7.4%)、4位は中国人(本土)で2万8,278人(同5.6%)、5位はオーストラリア人で2万2,138人(同4.4%)。6位から英国人、カナダ人、台湾人、ドイツ人の順だった。
第1四半期(1月~3月)では、フィリピン訪問者数は前年同期比18.3%増の166万2,491人(うち在外フィリピン人9万4,265人)と二桁の増加となった。国籍別では、1位は韓国人で26.5%増の45万7,772人(シェア27.5%)、2位米国人は5.3%増27万8,098人(同16.7%)、3位中国人(本土)は135.7%増(2.4倍)の11万0,052人(同6.6%)、4位日本人は62.6%増の10万4,538人(同6.3%)、5位カナダ人は3.5%減の6万9,646人(同4.2%)。6位からオーストラリア人、台湾人、英国人、ドイツ人と続く。
フラスコ観光相によると、DOTは、2024年に770万人の海外からの訪問者を目標としている。新型コロナ禍前の訪問者数826万人よりも約56万人少ない数字である。