東京にて「フィリピン・オフショアITアウトソーシング/BPO、展示商談会&セミナー」が開催される。
フィリピン貿易産業省・輸出マーケティング局(DTI-EMB)、駐日フィリピン共和国大使館貿易投資部、国際機関日本アセアンセンター、フィリピン情報通信技術省、フィリピンソフトウェア産業協会(PSIA)が共催する。開催日時は5月8日10時~16時30分、開催場所は大崎ブライトコアホール(東京都品川区北品川5丁目5-15大崎ブライトコア3F)、参加費は無料(事前登録必須)である。
このイベントでは、フィリピンのITアウトソーシング会社とBPO会社21社を招聘、その場で相談ができる商談会を開催する。会場ではフィリピンのIT/BPO産業の最新情報や各社のサービスに関するセミナーも同時開催され、1日でフィリピンへのITアウトソーシング/BPOが理解できる構成となっている。
世界トップクラスのサービスアウトソーシング拠点であるフィリピンから、ソフトウェア開発、ITアウトソーシング、コンタクトセンター、バックオフィス業務BPO、人材サービス等のアウトソーシングサービスプロバイダー、及びフィリピンに進出する外資企業向けのオフィス、ITインフラ、人材等を支援するサービス企業21社が訪日する。まフィリピン国内市場への進出を目指す日本企業の現地パートナーを希望する企業も含まれる。
開催の背景には次のような大きな流れがある。フィリピンにおいて、好調な経済成長を支える大きな柱となっているIT/BPO産業は、国家の重点産業と位置づけられており、2022年には180万人以上を雇用し、売上高は400億ドルに達する見込みである。
日本市場向けにも、30年も前からソフトウェア開発やCAD設計分野のアウトソーシングや日系企業の自社拠点において、フィリピン人材が活躍してきた。近年、日本企業のグローバル化の進展や国内の深刻な人材不足の深刻化に伴い、日本企業によるフィリピンへのアウトソーシングやフィリピン人材活用は、コンタクトセンター、各種BPOサービス、オンライン英語教育、ゲーム開発、クリエイティブコンテンツ製作など急速に拡大してきている。