株式:ザラ場史上最高値更新後に利食いで急反落
2017年11月5日
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2017年11月3日の株式市場は反落し、PSE株価指数は前営業日から139.89ポイント安の8,376.13ポイントで引けた。率にして1.64%の下落。
全体の売買代金は前営業日比3%増の97億9,300万ペソ(約220億円)、総取引回数は26%減の10万5,134回。値上り77銘柄、値下がり108銘柄、変わらず58銘柄。外人投資家は6億2,000万ペソの買い越しであった。
前日の終値ベースでの最高値更新の勢いが続き、取引時間の大半は大幅続伸ペースで推移した。一時は、8,605.15ポイントまで上昇、10月17日に記録した8,586.73ポイントというザラ場(寄付きと引けの間の時間時間)ベースでの史上最高値を更新した。しかし、引けにかけては、利益確定の動きや週末を控えての持ち高軽減の動きが活発となったことから、終値は大幅反落、8,400ポイントを割り込みこの日の安値引けとなった。
この日の大分類セクター別指数動向は、持株会社(ホールディング・カンパニー)株が2.12%下落、サービス株が2.01%下落、金融株が1.37%下落、工業株が0.99%下落、不動産株が0.28%下落した。唯一、鉱業・石油株(資源株)のみが0.6%の上昇となった。市況上昇を背景にニッケル鉱山株が堅調に推移したことが寄与した。
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