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【フィリピン経済ニュース】2月の失業率6.4%、パンデミック以降の最低水準

2022年4月8日

フィリピン統計庁(PSA)は4月7日、2022年2月の労働力調査(LFS)速報を発表した。それによると、2022年2月の15歳以上の失業率は6.4%(速報値)で前月(2022年1月)から変わらずであった。前年同月の8.8%からは2.4%ポイント低下した。

 

なお、2022年1月の失業率は6.4%で、新型コロナウイルスパンデミック発生直前である2020年1月の5.8%(2020年2月と3月の公式発表行われず、当時は年4回の発表)以来の低水準となった。そして、パンデミック発生後の最悪となった2020年4月の17.7%から大幅改善した。今回発表された2月の失業率も、その1月と全く同水準であった。

 

2022年2月の15歳以上の人口7,615万人のうち、労働力人口は前年同月比(以下同様)2.7%増の推定4,861万人で、労働参加率は63.8%となり、前年同月(63.5%)から0.3%ポイント、前月(60.5%)から3.3%ポイント上昇した。

 

就業者数は5.4%増の推定4,548万人、就業率(雇用率)は93.6%と前年同月を2.4%ポイント上回った。防疫措置の緩和が寄与した。就業者を業種別に分類すると、農業部門が23.9%(前年同月23.9%)、鉱工業部門が17.9%(同17.7%)、サービス部門が58.2%(同58.4%)であった。

 

就業形態は、賃金労働者が全体の61.3%を占め、その47.5%が民間企業労働者、9.2%が政府系企業社員・公務員だった。自営・事業主は全体の31.2%、無給家内労働者は7.5%。また、週平均労働時間は40.8時間で、前年同月の38.9時間を上回った。フルタイム就業者(週40時間以上勤務)は就業者全体の66.4%(前年同月59.9%)。

 

不完全就業者(就業者であっても十分な労働時間に満たず追加の仕事を求めているパートタイム労働者)数は18.7%減の推定638万人で、不完全就業率は14.0%(前年同月18.2%)。不完全就労者全体の64.2%が労働時間週40時間以下だった。

 

失業者数は25.3%減の推定313万人。年齢層でみると、15歳-24歳が全体の33.0%、25歳-34歳が35.2%と合計で全体の68.2%を占めた。学歴別では、中学校進学・卒業者の割合は34.0%(卒業者は26.1%)、大学進学・卒業者では38.6%(卒業者は26.9%)だった。性別では、男性54.6%、女性45.4%と男性が上回っている。

 

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