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マニー・パッキャオが11月5日に復帰戦!
2016年10月26日更新

 

ボクシング界の生きる伝説、マニー・パッキャオ。

「パックマン」のニックネームでボクシングの歴史に名を残す彼は、母国フィリピンでは誰もが知る英雄です。

いったんはボクシング界を引退した彼ですが、まもなく2016年11月5日(フィリピン時間:11月6日午前10:00~)にラスベガスで復帰戦が行われます。WBO世界ウェルター級王者ジェシー・ヴァルガスと対戦。評論家たちは、これが彼の「最後の」戦いになると推測していますが、果たして伝説の王者は健在なのか?

 

58勝6敗2分の圧倒的な強さを誇り、8階級を制した唯一のボクサー。ボクシングだけでなく俳優、歌手、プロバスケットボール選手兼コーチ、ビジネスマン、政治家、慈善事業家としても成功したマルチな才能を持つ彼の半生をたどってみましょう。

 

(写真)若い頃は、「キッド・クラフ」のリングネームで戦っていたパッキャオ

 

本名はエマヌエル・ダピディラン・パッキャオ。1978年12月17日、ミンダナオ島中部ブキドノン州キバウェの貧しい家庭に生まれた彼は、母親を手伝い家計を助けるために学校を中退せざるを得ませんでした。家庭の食事はもっぱらバナナと根菜類で、米を食べることはほとんどできませんでした。パンや手作りドーナツをジェネラル・サントスの路上で売って暮らす毎日でした。

 

ボクシングに興味を持ったきっかけは、叔父であり最初のトレーナーであるサルド・メジアの誘いでした。トレーニングを積んだパッキャオはしばしば町の祭の間に開かれる試合に出るようになりましたが、ファイトマネーは1試合でわずか100~200ペソでした。

15歳のとき、ボクサーとしての技術にさらに磨きをかけるためマニラへ出た彼は、庭師や門番をしたり、建設現場で働いたりしながら「キッド・クラフ」のリングネームで戦い始めます。アマチュア選手として60勝4敗の戦績をあげた後、16歳でプロになりました。

 

(写真)「誰よりも厳しいトレーニングを積んでいる」と周囲も認める練習量

 

1998年、メジャー団体世界タイトルへ挑戦、当時WBC世界フライ級王者だった、タイのチャッチャイ・サーサクンを倒して世界王座に。スーパーバンタム級まで階級を上げた後は王者レーノホノロ・レドワバから王座を奪い、2階級制覇を達成しました。

 

キャリアのターニングポイントとなったのは、メキシコのマルコ・アントニオ・バレラを破りリングマガジン世界フェザー級王者となった対戦です。檜舞台で輝いた彼はこの試合以降、世界中から注目を浴びることとなりました。

その後も2人のメキシコ人の強敵、ファン・マヌエル・マルケスとエリック・モラレスを倒し、フェザー級とスーパーフェザー級で勝利を重ねるとさらに階級を上げ、スーパーウェルター級を制して8階級制覇の偉業を達成しました。

 

(写真)2010年から国会議員(下院)の職を務め、2016年5月には上院議員に

 

パッキャオはこの国で最も収入の多いアスリートであることに疑問の余地はないでしょう。

事業家としても活躍する彼は、ジムだけでなくコーヒー店、印刷、服飾、宿泊施設、警備会社などを複数経営しています。

俳優業、司会業、歌手、バスケットボール選手としても才能を発揮。現在はフィリピンプロバスケットボールリーグでプレイングコーチを務めています。

政治家としてはサランガニ州地区の下院議員としてキャリアをスタート。2010年から16年までの2期を務めた後、2016年5月から上院議員となりました。

そんな彼の最後の試合になるかもしれない11月5日の復帰戦、結果が気になります!

(この試合はペイ・パー・ビューの試合となっておりTV放映はされません。日本ではwowwowに加入することで視聴することができます。)

 

 

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「ニックネーム」 Shoya
「自己紹介」   フィリピン滞在二ヶ月目。
タガログ語を勉強しています!!!!

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