地下墓地ミュージアム、ラグーナ州にオープン
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フィリピン国家歴史委員会(NHCP)は、ラグナ州のナッカルランに、地下墓地ミュージアム(Museo ng Libingan sa Ilalim ng Lupa)を開館させました。
(写真)外観の様子。歴史を感じる建物です。
開館式はNHCPの関係者、レガラード・トロタ・ホゼ教授、聖トマス大学の記録官、NHCP取締役のルドヴィコ・バドイ氏、ナッカルラン自治長のネルソン・オスナ氏が出席して行われました。開館に先立って、保存のために復元作業が行われましたが、他の史跡に比べ、復元エリアは小規模なものでした。
博物館では、ナッカルラン地下墓地の歴史とその復元、使われた歴史的な素材、礼拝堂を復元するためにNHCPが使った保存技術などを見ることが出来ます。
NHCPの記念・博物館部門、ブライアン・パライソ氏は、“科学技術を使った、歴史的大建造物の保存、復元を人々に伝えるために、博物館はオープンしたのです。”と語ります。
また、NHCPレネ・エスカランテ委員長は、ナッカルラン地下墓地を博物館に選んだ理由について、教会の地下に埋葬地があるのは、フィリピンでもここが唯一の場所だからだそうです。この地下墓地は、1896年のフィリピン独立革命時、密会の場所としても使われたことから、NHCPでは国の史跡とみなしています。
参照: Inquirer.net, Manila Bulletin, nhcp.gov.ph
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