Balut(バロット)とは、孵化する前のアヒルの卵をゆで卵にしたもので、フィリピンの中では有名なストリードフードの一つです。科学的な根拠はないものの、バロットは媚薬と信じられており、そのためか、夜になると売り始めることが多いんだとか。また、二日酔いに効くという説もあるそうです。
バロットは屋台や通りでのみ買うことができるので、「バロォーーーーーッ!」と、売り歩いている人の声が聞こえた時がチャンスです! 見つけた時は「バロット!」と叫び、呼び止めます。
【バロットの食べ方】
(写真)殻の先を空けたバロット。スープは鶏がらスープの味と似ています。
まず殻の先の部分だけを空け、中のスープをすすります。
(保温された籠の中から熱々なものが渡されるので、ヤケドにはご注意!)
スープをすすった後はゆっくりと殻をむきます。
(写真)黄身の部分
味付けに、お好みで粗塩またはお酢をつけてお召し上がり下さい。黄身は、外側が少しぬるぬるしている以外は、普通の卵の黄身と同じように見えます。
(写真)雛の部分。
目や羽、くちばしなどが未発達な状態の雛を見ると、初めて食べる方にとっては少し勇気がいるかもしれません。
(写真)バトの部分。
最後に、一番下には、「石」を意味するバトと呼ばれる部分が出てきます。硬い部分で、なんとなく消しゴムを想像させるような食感があります。
バロットは、日数によって種類があり、18日目の卵が最も美味とされているそう。孵化する前の卵を茹でたものなので雛の形がある程度作られており、その見た目が苦手な方は、雛の形がまだない“penoy”(ペノイ)を食べるそうです。
バロットはフィリピン人にとって最高のビールのおつまみとされています!ビジネス街で見かけることは少ないですが、ストリートの屋台やウェットマーケットなどで15ペソ程度~、購入することができます。温かいうちに食べるのがおいしいとされ、買ってすぐその場で食べる方も多いようです。是非一度体験してみてはいかがですか♪
- 「ニックネーム」 Sena
- 「自己紹介」 フィリピン大好き!なインターン生です。
- マニラの隠れスポットを探し回っています
- 趣味はサーフィンです。