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フィリピン・フィルハーモニック管弦楽団が35周年コンサートを開幕
2017年08月25日更新

PPO(フィリピン・フィルハーモニック管弦楽団)は、昨年の34周年コンサートを見事に終え、今年も福村芳一氏の指揮のもとMain Theater of the Cultural Center of the Philippinesでコンサートシーズンを迎えます。

今シーズンはいよいよ9月15日よりスタートです。

 

出典:Philippine Philharmonic Orchestra

 

今シーズンのテーマは、”Romancing the Classics”。

技術の向上というPPOの目標はもちろん、福村氏が音楽監督に就任した昨年からは、「基礎を大切に」という方針を貫いているそう。「素晴らしいオーケストラを作り上げるためには、クラシックのような基礎こそが大事である」という信念を掲げる福村氏。

今年はその方針を大切にしながらも、より広い客層に楽しんでもらえるようにと、曲のバラエティを広げていきたいと話してくださいました。

今年は国をリードするオーケストラとして、さらなる向上を目指し、アジアの中でトップの合奏団を作っていきたいと語る福村氏。PPOは政府に所属する合奏団で、メンバーのほとんどはフィリピン人。レギュラーメンバーは、60人ですが、必要があればオーディションを実施し、さらに20人のメンバーを追加することもあるようです。

 

一人の欠勤がオーケストラには大きな影響を及ぼすので、怠惰な態度は絶対に許さないとのこと。私は、メンバーに嫌われても構わない。規律が正しくないと素晴らしいオーケストラは作ることができない。外国人で英語が得意ではないので、規律を正し続けることは難しいのですが、メンバー全員で協力してくれます。

今年行われるPPOのコンサート

  • 9月15日 シーズン初のコンサート

          ロシア生まれのピアニストYuri Shadrin によるソロコンサート

  • 10月13日

         チェロ奏者Ray Wang によるソロコンサート

  • 11月17日

        フィリピン人の指揮者Gerard Salongが指揮者を務めるフィリピン人のサックソフォーン奏者Tots Tolentinoのコンサート

  • 12月15日

        ウルグアイのギタリスト, Eduardo Fernandez によるソロコンサート

  • 2018年 1月19日

        Herminigildo Ranera の指揮でお送りするフィリピン人の トロンボーン奏者, Ricson Poonin によるコンサート

  • 2月16日

       ギリシャ人の指揮者, Stefanos Tsialis によるオーケストラ

  • 3月16日

        フィリピン人ピアニストRaul Sunico とIngrid Santamaria がお送りするコンサート

  • 4月13日

       今シーズン最後にお届けする フィリピン人トランペット演奏者, Raymund De Leon によるソロコンサート

写真:PPOのメンバーと福村氏

世界はグローバル化し、と同時に世界は狭くなりつつあります。フィリピン人はこれからも広い視野を持ち、国境を越えて活動をしていってほしいと願っています。また、福村氏は、音楽はフィリピンと文化的に結びつきがあると感じているよう。フィリピン人は、音楽に関して才能を与えられている。その才能に自信を持って、花を開かせてほしいと願っています。そして、アジアで最も古いオーケストラがここフィリピンにあるということを誇りに思ってほしいと語ってくれました。

 

 

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「ニックネーム」 かなっぺ
「自己紹介」   ダーリンはフィリピン人。
フィリピンと旅行と犬が大好きです!

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