ブログ
食べる
経済ニュース
コラム
求人情報

HOME > プライマーブログ > マニラのマラカニアン宮殿へ、日本人アーティストのAYUMIさんが3Dアートを贈呈

マニラのマラカニアン宮殿へ、日本人アーティストのAYUMIさんが3Dアートを贈呈
2017年08月26日更新

先日、フィリピンの大統領官邸であるマラカニアン宮殿のThe Presidential Museum and Libraryにて、日本人アーティストのAYUMIさんによる“TOUCH and SEE”プロジェクトのローンチセレモニーが行われました。

これは、手でみる絵画プロジェクトとして、盲目の方々ともアートを通して繋がりたいと願うAYUMIさんのプロジェクト。セレモニーには政府関係者、フィリピン観光省の代表、そしてフィリピン国立盲学校の学生らが参加しました。

 

(写真)AYUMIさんによるスピーチ

 

AYUMIさんは、スピーチの中で「描かれた作品が本当に完成するのは、誰かの元にその絵が届いた時だと思っています。つまり描いた側が込めた想いやエネルギーが、絵を通して誰かの元に届いた時。その時言葉の壁を越えた、コミュニケーションが生まれると考えています。」と語りました。そんな中で、作品を見る事が困難な目の不自由な方にも、絵を通して何か伝えることはできないかと考案されたのが今回の3Dアートプロジェクト。

絵を通して世界の人々とつながりたいと願うAYUMIさんが、このプロジェクトの第一弾として選ばれたのがフィリピンです。

「これからは視覚の壁を越えた、新しいコミュニケーションの創造に挑戦したいと考えています。そのような素晴らしい気付きを与えてくれたフィリピン、フィリピンの人々、そしてサポートして下さった全ての人々に心から感謝の気持ちを贈りたいと思います。」と、フィリピンに対する感謝の気持ちも述べられました。

 

(写真)こちらが今回初公開された3Dアート作品

 

公開された作品には、ドゥテルテ大統領の似顔絵を中心にフィリピンを象徴するモチーフが描かれています。国旗、フィリピンの誇りやプライドをコンセプトに描かれたフィリピン鷲、マニー・パッキャオ氏のボクシンググローブ。そして、ボホールに生息するターシャ、ドリアンとマンゴスチン、フィリピンの国花であるサンパギータが3Dで表現されています。

 

 

(写真)実際に手で触れる絵を感じ取るフィリピン国立盲学校の学生さんたち

 

3Dの部分には、色をあえてつけない部分も残すことで、色が見えない方にも絵に触れることで色を感じ取って欲しい。色では表現できない、シェイプなども感じ取って欲しいとの想いが込められています。

3Dの周りにはマラカニアン宮殿、ダバオにあるドゥテルテ氏が建てたモニュメント、セブのマゼランクロスが描かれ、フィリピンを代表する3つの島に対する想いが込められています。

この作品の製作期間は約2ヶ月、セレモニーの当日朝に仕上げられたそう。

 

(写真)学生たちの笑顔が絶えないセレモニーとなりました。

 

フィリピン国立盲学校を代表して生徒さんより、お礼のスピーチもあり学生さんたちは興味深そうに作品に触れていました。

この作品は、一般公開されているマラカニアン宮殿のツアーに申込みすることで、9月より見学可能です。一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

ツアーの詳細はこちら:フィリピンの大統領官邸、マラカニアン宮殿の見どころ

AYUMIさんへのインタビューはこちら:フィリピンのドゥテルテ大統領を描く日本人アーティストのAYUMIさん

 

 

 

ページ上に戻る

「ニックネーム」 Ami
「自己紹介」   ファッション、洋楽ロック、
洋画が大好きです!
初めてマニラに上陸しました。

コメントを投稿

コメント歓迎! 特に掲載内容に変更・間違い等ありましたらコメントを送りください。
コメントを入力:
※掲載内容に関するご質問、ご予約は上記の連絡先にご連絡ください。
※掲載内容の相違、ご意見ご要望はここにご連絡ください。

※投稿いただいたコメントは、管理者のチェック後掲載しておりますので、即時には反映されません。

新着ブログ

2025年12月05日

Panasonic Philippines がホリデーシーズンにお届けするポップアップイベント「Spaces of True Japanese Excellence」が、今年も首都圏の人気モールを巡回します。日本の暮らしをテーマにした展示ゾーンや体験型コンテンツが楽しめるイベントで、最新家電を実際に“触れて体験できる”のが魅力です。

2025年12月02日

12月3日(水)、Standard Groupの各ブランドで「Dine for a Cause」キャンペーンが行われます。この日は、店内飲食やテイクアウトに加え、一部店舗を除くGrabFoodの売上まで、当日の利益すべてがTukod FoundationとFor The Futureに寄付され、台風Tino、Uwan、Verbenaの被災地支援に役立てられます。

2025年11月27日

今月号の特集は、マニラのベーカリー。トラベル特集では、「ボラカイ BORACAY」 をピックアップ。ビジネス烈伝では、Brother Philippinesの高木駿氏 にインタビュー。ビジネス特集では、前回に引き続き「業界別企業紹介 金属加工②」 を掲載しています。

2025年11月18日

2025年11月17日から23日まで、「Philippine Cocktail Fiesta」が初開催されます。約100軒のバーが参加し、国内外のゲストを迎えてカクテルを楽しむ1週間です。

2025年11月11日

11月21日(金)より、記念すべき第1回大会となる「FIFA フットサル女子ワールドカップ 2025」がマニラで開催されます。アジアカップ初優勝を果たした日本は、11月23日(日)に初戦を迎えます。

広告
フィリピン不動産賃貸ポータルサイト  |   フィリピン求人 ジョブプライマー  |   BERENTA:Find the condo that suite you