ブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピンで組織するBIMP-EAGA(ビンプ・東ASEAN成長地域)の4か国が参加する文化と芸術の祭典「Budayaw Festival」がミンダナオのジェネラル・サントス市で来る9月20日から24日まで開催されます。
(写真の注釈:「Budayaw」とはインドネシア語で文化と言う意味の“Budaya”とタガログ語で何か良い事という意味の”dayaw”を合わせた造語です。)
多様な芸術と文化が集結するこの祭典、テーマは「Taking Pride in the Creative Diversity of the BIMP-EAGA Region(ビンプ・東ASEAN成長地域の多様性を誇りに持とう)」。そのテーマの通りフィリピンを含むビンプ4か国から個性的な文化をバックグラウンドに持つコンテンポラリーな芸術家たちが集結。各国の多様な才能や独自的な文化を一度に見ることができるチャンスです。
記念すべき第一回目となる今年は連日イベントが満載。では詳しくご紹介します。
オープニングセレモニー:9月20日にジェネラル・サントス市のthe Greenleaf Hotelで開催。
展示ブース:市内のVeranzaにて展示される「Under One Sky」は屋外展示ブース。どのような展示になるかはオープニングセレモニーにて発表されます。同市にあるGenSan Trade Hall 1では「Tapestry of Dreams」と称しイカット(Ikat)織りのパビリオンを設置。イカット織りの展示だけでなく熟練の機織りの実演を見ることができます。またSM City GenSan Atriumではフィリピンに住むイスラム教徒の歴史と文化を展示します。
アート・トークとパネルディスカッション:ビンプ地域の歴史、文化、社会性をより深く知ることができる「Budayaw Festival」では参加型のディスカッションイベントも多数行われる予定です。その一つ、「the BIMP-EAGA Colloquium on Cultures and History(ビンプ地域の歴史と文化のシンポジウム)」はミンダナオ州立大学の視聴覚室にて研究者や専門家たちによる4日間の会議が行われます。
パフォーマンス:ステージでは各国の合唱やダンスを見ることができます。毎日それぞれの国が交代でパフォーマンスを行い、最終日の9月24日には4か国が揃ったコラボパフォーマンスで幕を閉じます。
ツアー;今回の開催場所となるミンダナオは見所スポットも満載です。この機会を記念してイベントが行われている期間、ミンダナオの美しい大自然を巡る特別ツアーも開催されます。
ASEAN50周年の議長国フィリピンがホスト国となった記念すべき第一回Budayaw Festival、今後はそれぞれの国を順番に2年毎に行われる予定です。
参考記事:Budayaw website, Budayaw Festival Facebook page
画像掲載:Budayaw Festival Facebook pageより
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