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トヨタモーターフィリピン、30周年記念に車30台を政府へ寄付
2018年08月04日更新

今年で設立から30周年になるトヨタモーターフィリピンは、自社の掲げるスローガン「お客様の期待を超える もっといいクルマづくり」を果たしフィリピン政府のよりよい革新を祈念して、車30台を寄付しました。

グランドハイアットで行われた30周年記念式典において、鈴木知氏(社長)は年間を通してサポートをし続けてくれたフィリピン人へ向けて感謝の辞を述べました。

 

アルフレッド・ティー(Alfred Ty)氏(副社長)は、C.A.R.S.( Comprehensive Automotive Resurgence Strategy)と呼ばれる包括的自動車産業再生プログラムに同社の最新型のヴィオスが登録されたことに伴い、ただの自動車生産から包括的な自動車提供を目指しアルフレッド氏自身も変化していく事を表明。

 

 

このイベントの主催した豊田章男氏(代表取締役社長)は「パートナーシップは困難に直面しました。しかし私たちはここに集った。このビジネスを二度と止めてはいけない」と述べたうえで。壇上で集まった人たちと共に自撮りをして、会場は大歓声に包まれました。

 

 

主賓演説として招待されたドゥテルテ大統領は「この土地の法の下で社員と現地の人々に対し企業責任を全うとする限り、トヨタモーターフィリピンの活動と成長を保障しよう」と、演説中にトヨタモーターフィリピンを保護してくことを発表。

 

 

このイベントはフィリピン政府とトヨタモーターフィリピンが協同してフィリピンの自動車産業を再活性化する目的で自動車30台が寄付された事に端を発します。豊田氏、ティー氏、鈴木氏は30周年を記念してヴィオスの鍵20本とイノヴァの鍵10本(どちらも現地で生産された車両)、計30本をドゥテルテ大統領に手渡ししました。

 

 

フィリピンに長く滞在している人なら誰しも、フィリピン人の家族に深く根付いたトヨタ・キジャン(フィリピン名:タマラウFX)やビジネスマンの車としてのイメージを確たるものにしたトヨタカローラを覚えているでしょう。今年で30周年のトヨタモーターフィリピン、これからも引き続き人気の自動車を作り続け、現在の状況からより一層「お客様の期待を超える もっといいクルマづくり」を目指し前進していく事に注目です。

 

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