クリスマスもすぐそこ。最近ではショッピングモールのセールが大々的に行われ、お買い得商品を見つけるのに忙しくて家を飾る時間もない。なんて方も多いのではないのでしょうか。今回は日本のクリスマスの飾りつけとは少し違ったフィリピンでよく見られるクリスマスの飾りつけをご紹介。ご家庭でのクリスマスの飾りつけの参考にしてみてください。
フィリピンの家庭ではクリスマスが近づくと様々なオーナメントなどで部屋を飾ります。飾り付ける過程やそれを楽しむ一時は家族みんなが一緒になれる大切な時として、毎年恒例にしている家庭も多いとのこと。
フィリピンの家庭でよく見られるクリスマスの飾りとはどんなものがあるのでしょうか。さっそく見ていきましょう。
●クリスマスツリー
これは、ほぼ世界共通ですが、フィリピンのどこの家庭でも必ずと言っていいほど飾られているのがクリスマスツリーです。ツリーはオーナメントボールやガーランドをあしらい、星や天使を一番上に飾るのが一般的です。その他、キャンディケーンやベル、ポインセチアなど各家庭で好みのオーナメントを飾ります。
●クリスマスランタン
フィリピンでは「parol」と呼ばれる竹製の星形のランプはフィリピンの家庭ではクリスマスの飾りになくてはならないものです。ちりめん紙やライスペーパーを貼ったランタンに自由に装飾しそこから漏れる光を楽しみます。
●クリスマスライト
クリスマスの始まりを教えてくれるイルミネーション。各家庭はもちろんのこと、街全体がイルミネーションで照らされるとわくわくします。フィリピンでは家の外やクリスマスツリーに電飾をあしらい夜を彩ります。
●ベレン（Belen）
クリスマスツリーの下やテーブルに飾られるベレン。フィリピンのカソリック教徒の家庭ではハイライトとも言えるクリスマスの飾りです。キリストの聖地ベツレヘムの馬小屋でキリストの生誕のシーンを表したミニチュアのベレンは生まれたてのジーザスに加え、マリア、ヨセフ、黄金、乳香、没薬の贈り物を携えた3人の博士が添えられています。
●贈り物
ベレンと同じくツリーの下やテーブルに添えられる贈り物ですが、中身は空っぽなんてことも。けれど色とりどりの贈り物がツリーの下に飾られているとそれだけで満たされた気持ちになるのではないでしょうか。
●クリスマスリース
壁に飾れば部屋が華やかになるリース。フィリピンの家庭では電飾やボール、靴下、ポインセチア、リボンなどをあしらえ色とりどりに飾ります。
●サンタクロース
クリスマスで一番の有名人と言えばこの人、サンタクロース。フィリピンの家庭ではポスターやフィギュアなど様々な形でサンタがお目見えします。等身大のサンタクロースを飾る家庭も。
フィリピンの家庭で見つけたクリスマスの飾りが他にもあったらぜひコメントをお願いします。
