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フィリピンドゥテルテ大統領、タバコ税・酒税引き上げを緊急課題に
2019年01月14日更新

ドゥテルテ大統領はタバコ税・酒税引き上げ法案を緊急の課題として認めました。

Salvador Panelo大統領報道官は、1月7日に行われた閣僚会議で、上院法案1599号を承認することに大統領が同意したと述べました。

 

 

(写真)1箱あたりの税額が引き上げに

 

Manny Pacquiao上院議員が2017年に提出したこの法案は、共和国法第10351号(2012年の悪行税改正法)を改正し、タバコ税を1箱30ペソから1箱60ペソまで、酒税を1リットルあたり40ペソに引き上げるものです。

Panelo大統領報道官はまた、タバコ税・酒税の引き上げは600~700億ペソの税収を生むとも言及しました。

 

報道官によると、税引き上げには健康と税収の両面で利益があります。ユニバーサルヘルスケア(万人の保健医療制度)プログラムのような計画の財源になるほか、国民に過度の喫煙を控えさせることにもなります。

 

しかしフィリピンタバコ栽培者協会によると、税引き上げはタバコの生産に影響するとのこと。同協会はタバコ税がすでにこの5年間で7回引き上げられていることに対し「懸念」と表現しています。協会代表のSaturnino Distor氏は、税引き上げはダイレクトに栽培者の生産に影響を与え、廃業を引き起こしていると述べています。

 

 

 

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