フィリピン政府は11日、首都圏マニラなどで実施されているコミュニティー隔離措置の変更を発表しました。首都圏マニラと近隣の州は、12日から30日までMECQになります。
フィリピン政府は11日、新型コロナウイルス対策で実施しているマニラ首都圏と近隣州のコミュニティー隔離措置を、12日からMECQに変更すると発表しました。現地のメディアなども、今回の発表を報道しています。
これまでフィリピンでは新型コロナウイルスの流行の度合いに応じて、それぞれの地域を4つの隔離措置(ECQ、MECQ、GCQ、MGCQ)にわけて感染拡大を防止してきました。
マニラ首都圏では2020年6月からGCQが継続されており、2021年3月には感染の拡大に伴ってECQに強化されました。今回の発表をうけて、規制が緩和されMECQに変更になりました。
■MECQのエリア
マニラ首都圏
ブラカン
リザール
カビテ
ラグーナなど
■MECQの内容
・夜間の外出制限は20時〜朝5時まで
・アルフレスコのレストランは、50%のキャパシティーでの営業が可能
・店内での飲食は禁止。テイクアウトやデリバリーサービスの営業は可能
・映画館やカラオケなどの営業は禁止
・美容院やジムなどの営業も禁止
詳細はフィリピン政府の公式サイトや現地のニュースサイトから確認できます!
フィリピンでは新型コロナウイルス感染症の確認例が、4月9日には新たに1万件をこえており、感染の拡大が続いています。地域別ではマニラ首都圏の感染者数が最も多く、引き続き感染の防止対策が求められています。
最新の感染者数の推移や病床の逼迫率などは、フィリピン保健省の公式ページからチェックできます。
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※4月12日に一部内容を追記しました。