フィリピン政府は19日、マニラ首都圏と周辺のラグナ州で実施している新型コロナウイルス対策の外出・移動制限措置を、現在の措置から1段階引き下げると発表しました。マニラ首都圏は21日からMECQに移行されます。
フィリピン政府は19日夜、マニラ首都圏と周辺のラグナ州で施行されているECQを、21日から31日までMECQに変更すると発表しました。4段階で最も厳しい現在の措置から、1段階引き下げるかたちになります。
■MECQ
マニラ首都圏
ラグナ州
また、22日までECQに指定されているバタアン州も23日から月末までMECQに緩和されます。
IATFの公式Facebookから引用
MECQに緩和されたものの、引き続き屋内や屋外での食事、美容院や理髪店、ネイルスパなどのパーソナルケアサービスは禁止されます。また、宗教的な集まりはオンラインに限られる見通しです。ジョギングやランニングなどの野外活動も、認められます。
また、所定の公衆衛生上の最低基準を完全に遵守した場合は、葬儀や通夜などは許可されるとのことです。詳細は、フィリピン政府が発表した動画や、公式文書から確認できます。
フィリピンでは8月、高い感染力を有するデルタ型変異株の国内感染を防ぐため、マニラ首都圏を最も厳しい措置のECQに変更していました。
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ワクチン接種が進むマニラ首都圏
現在フィリピン国内では、高齢者(A2)グループの対象者のうち約4割がワクチンの完全接種を終了するなど、ワクチンの接種が進められています。
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