観光目的でのフィリピン入国が許可され、少しづつ日本とフィリピンの往来も活発になってきています。現在日本からフィリピンに入国する際は、どのようなポイントに気をつける必要があるのでしょうか?今回プライマー編集部では、2月16日に羽田空港からマニラに移動した方にインタビューを行い、最新情報を教えていただきました!
入国ルール:観光目的の場合
フィリピン政府は2月3日、2022年2月10日からの外国人のフィリピンへの入国に関するルール変更を発表しました。日本からは30日以内の商用・観光目
<ポイント>
・ビザの取得は免除(フィリピン到着の時点で旅券の残存有効期間が6か月以上あること)
・出発国出発日時から14日間以上前に、2回接種するワクチ
・下記のいずれかのワクチン接種証明書を出発国出発時の航空機搭乗時、
(ア)世界保健機関(WHO)が発行した国際ワクチン接種証明書
(イ)VaxCertPH
(ウ)相互の取り決めのもとでVaxCertPHを受け入れた外
(エ)その他フィリピン政府が許可するワクチン接種証明書
・ One Health Passに事前に登録すること
・フィリピン到着時、出発国出発前48時間以内の陰性のPCR検査結果を提示すること
・フィリピン到着日から30日以内にフィリピンから帰国・出国する
・フィリピン到着前に、信頼できる保険会社による、フィリピン国内
※観光目的での入国ルールの詳細はこちらから!
入国ルール:就労ビザ保有者の場合(9Gなど)
<ポイント>
・出発国出発日時から14日間以上前に、2回接種するワクチ
・下記のいずれかのワクチン接種証明書を出発国出発時の航空機搭乗時、
(ア)世界保健機関(WHO)が発行した国際ワクチン接種証明書
(イ)VaxCertPH
(ウ)相互の取り決めのもとでVaxCertPHを受け入れた外
(エ)その他フィリピン政府が許可するワクチン接種証明書
・ One Health Passに事前に登録すること
・就労ビザ保有者は保険加入の必要はない(9(A)の場合はビザ取得時に、フィリピン滞在期間中の最低補償額3万5,000米ドルである保険の加入が必要です)
※それぞれのビザの詳細や申請方法については、在日フィリピン大使館のHPからご確認いただけます。
最新!フィリピンへの入国事例
今回プライマー編集部では、2月16日に羽田空港からマニラに移動した方(9Gビザ保持者)にインタビューを行いました!最新の事例をご紹介します。
羽田空港出国時
さすがにコロナ禍ということもあって、空港は閑散としていました。
フィリピン入国前にOne Health Passの登録が必要ですので、念のため確認しておきました。
日本を出る際は、ワクチン証明と陰性証明(英語)が必須でした。
空港カウンターでは、One Health Pass のQRを用意できているかどうかの確認をうけました。
フィリピン到着時
マニラのターミナル2に到着すると、最初にワクチン接種済みか否かで乗客が区分されました。同じ飛行機に搭乗していたフィリピンの方の中には、ワクチンを接種していない方が意外にも多かったように感じました。
私の場合は接種済みでしたので「Fully Vaccinated」のレーンに進みました。そこでOne Health Pass のQRコードをスキャンされ、ワクチン証明とPCR検査証明書を提示しました。ワクチン証明はVaxCertPHではなく、携帯にデータとして入っているソフトコピーでOKでした。
その後入国審査に進みました。入国審査は1分もかからないほどスムーズでした。
そして荷物を受け取り、最後税関の前でもう一度One Health Pass をスキャン。その後小さなタグ(required swabやNo Swab Testと記載があります)を受け取り、税関を通過しました。
タグはとても小さいため紛失しやすいのですが、「落としてしまいました」と言うとすぐに再発行してもらえました。最後に空港出口のドアにいる軍のスタッフにタグを渡して、帰路につきました。
※掲載内容は2022年2月18日時点での情報です。最新の出入国関連情報は在フィリピン日本国大使館やフィリピン入国管理局、フィリピン観光省のサイトをご確認ください!