在フィリピン日本国大使館は5月30日、交通トラブルに関する注意喚起を行っています。
【ポイント】
●マニラ首都圏マカティ市内において、フィリピン人ドライバーが運転する在留邦人の自家用車が銃撃される事件が発生しました(同乗していた在留邦人は負傷なし)。
●フィリピンでは銃器が比較的容易に手に入る環境があり、銃器を用いた犯罪も多発しています。下記本文をご一読の上、日常生活での安全対策を再確認し、適切な行動を取るよう心がけてください。
【本文】
1 マニラ首都圏マカティ市内において、フィリピン人ドライバーが運転する在留邦人の自家用車が銃撃される事件が発生しました。同乗していた在留邦人には怪我はありませんでしたが、この事件は犯人との交通トラブルが原因であると考えられています。
フィリピンでは銃器が比較的容易に手に入る環境があり、銃器を用いた犯罪も多発しています。走行中の車両に腹を立てた相手方が、このような過激な報復行為を行う可能性があることを忘れないでください。
2 つきましては、交通トラブルなどに遭遇した際には、以下の点にご留意ください。
(1)冷静に対処する
・運転時には慎重に行動し、交通規則を厳守してください。
・交通トラブルに遭遇した場合も感情的にならず、冷静に対応してください。
・危険な状況に発展する可能性のある対立や衝突を避け、速やかに現場を離れるよう心がけてください。(2)安全な場所で通報する
・事件やトラブルが発生した場合、安全な場所に移動してから警察に通報してください。
・フィリピンの緊急通報番号(911)を活用してください。(3)車両内の安全対策
・車両を運転する際には、ドアを施錠し、窓を閉めるなどの基本的な安全対策を徹底してください。
・高価な物品や貴重品は車内に放置せず、目立たない場所に保管するか持ち運んでください。(4)ドライバーへの指導
・ドライバーを雇用している場合、冷静な対処や安全運転に関する指導を徹底してください。
・特に交通トラブルが発生した際の対応について、事前に指導しておくことが重要です。(5)地域の治安情報を常に確認する
・日頃から地域の治安情報に注意を払い、危険とされる地域への立ち入りを控えてください。
・当地の報道等により、最新の治安情報の把握に努めてください。 本件に関連し、皆様の安全を確保するために、日常生活での安全対策を再確認し、適切な行動を取るよう心がけてください。
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○ 在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City,Metro Manila
電話:(市外局番02)8551-5710
(邦人援護ホットライン)(市外局番02)8551-5786
FAX:(市外局番02)8551-5785
当館ホームページ:https://www.ph.emb-ja
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