外国に住んでいると経験する「言葉の壁」。フィリピンでは、フィリピン語と英語の2つが公用語とされており、ビジネスや学校教育においては英語が中心に使われています。一方で、フィリピン人が家族や友人同士で話をするときには、英語以外の現地語がよく使われ、地域によって180以上の言語があると言われています。
現地の言葉を少しでも知っていると、現地の人と仲良くなるきっかけになりますよね。
そこで今回は、マニラ周辺で使われるタガログ語の中から、知っていると便利なフレーズのご紹介です。
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【Kumusta クムスタ】
「お元気ですか」英語のHow are you? に相当する言葉です。スペイン語の“como estas?”に由来しています。
【Salamat サラマット】
「ありがとう」を意味します。感謝を伝えたいときに、Thank youの代わりに使えば、印象が変わるはず。
【Oo/ Hindi オオ/ヒンディ】
Oo - はい
Hindi - いいえ
「パーティに来ますか?」
Oo, I’m coming. 「はい、行きます。」
Hindi, I am not. 「いいえ、行きません。」
こんな風に、英語と混ざってしまってもOK。
現地の人も、英語と混ざる場合があるくらいです。
【Po ポー】
「です、ます」などの丁寧な表現に相当する言葉です。目上の方に「はい」と返事をするときは、Ooの代わりに、Opoというと丁寧に聞こえます。
【Kuya/Ate クヤ/アテ】
年上の兄弟や親戚、同僚や知人などに使う言葉で、男性に対してはKuya(お兄さん)、女性に対してはAte(お姉さん)と呼びます。
【Tara タラ】
英語のLet's goに近い表現で、「何かをしよう」「どこかに行こう」と誘うときによく使われるフレーズです。
【Pwede プウェデ】
英語の「can」や「may」に相当する表現で、「~できますか?」「~してもいいですか?」と尋ねるときやその回答によく使われます。
【Magandang araw マガンダン アラウ】
「こんにちは」を意味する挨拶で、英語のGood dayに相当し、朝から夕方にかけて使えるフレーズです。「良い一日を」と言いたいときにも使うことができます。ちなみ“Magandang”は「美しい〜」を意味します。
その他にも、
“Magandang umaga”(マガンダン ウマガ ー おはようございます)
“Magandang hapon”(マガンダン ハーポン ー こんにちは)
“Magandang gabi” (マガンダン ガビ ー こんばんは) 等の挨拶もあります。
【Paalam パアラム】
別れ際の挨拶で、「さようなら」を意味します。少し古風な表現なので、最近は英語でByeと言う方が自然ですが、外国人が使うと喜ばれるでしょう。
【Ingat インガット】
英語で「Take care(気をつけて)」に相当する言い方です。親しい友人や同僚などに対して、相手の安否を気遣ったり、相手の健康を祈ったりするときに使います。
【Walang anuman ワラン アヌマン】
「どういたしまして 」を意味します。"Salamat"や"Thank you"と言われたら、"Walang anuman"と丁寧に返してみましょう。
【Masarap マサラップ】
「おいしい」を意味します。フィリピンの旅行中や滞在中に、フィリピン料理を楽しむことがあればぜひお店の方に"Masarap"と伝えてみましょう。
【Magkano マッカーノ】
「いくらですか?」と言う意味。 お店で値段を知りたいと思ったら、"Magkano?"と尋ねてみましょう。フィリピン人の中には、外国人に対して高額の商品やサービスを売りつける人がいます。馴れ馴れしすぎる売り手には注意し、購入する前に他と価格を比較するようにしましょう。
【Ano ang pangalan mo? アノン パンガラン モ】
「お名前は何ですか?」と、相手の名前を尋ねるフレーズです。親しくなりたい相手に、名前を聞いてみましょう。
【Sandali lang サンダリー ラン】
慣れない場所であたふたしてしまったり、誰かに急かされてしまうことがあるかもしれません。「ちょっと待って」という意味の"Sandali lang"の一言を覚えておきましょう。
まずは簡単な表現を身につけて、どんどんコミュニケーションを取っていきましょう!
- 「ニックネーム」 Hokuto
- 「自己紹介」 プライマーの巨人。背が高いけど気は小さめ。
- フィリピンの魅力にとりつかれ、
- セブからマニラへ。