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ボクシング界のレジェンド 74歳で逝く
2016年06月08日更新

“最強”と言われたボクシング界のレジェント、モハメド・アリ氏が、6月3日(フィリピン時間では4日)アメリカ・アリゾナ州フェニックスの病院にて亡くなりました。

74歳でした。

(写真)貴重な写真! カシアス・クレイ(後のモハメド・アリ氏。 イスラム教集団への入信を機に改名しています。)と、ビートルズ。 画像出典:AutoreSconosciuto via Wikimedia Commons.

 

 

NBCニュースによると家族関係者は、元ヘビー級チャンピオンの死因を「敗血症性ショックによる特定されない自然死」と発表。

アリ氏は過去32年間、パーキンソン病と闘っていました。

 

お悔やみの言葉は、ソーシャルメディアを通して世界中から、特にフィリピンからも集まりました。

なぜなら、1975年、”スリラー・イン・マニラ“として名高い、WBA・WBCヘビー級タイトルマッチ、モハメド・アリVSジョー・フレージャーが、フィリピンのケソン市で行われたからです。

 

(写真)フィリピンの英雄、元プロボクサーで政治家のマニー・パッキャオ氏が、自身のツイッターで“GOAT – Greatest Of All time ‐ 史上最も偉大な人だ”と冥福を祈るコメントしています。 画像出典:マニー・パッキャオ氏のツイッターより

 

 

アリ氏は、1942年1月17日生まれ。

イスラム教改宗前の本名はカシアス・マーセラス・クレイ・ジュニア。

1960年夏のオリンピックにて、ライトヘビー級で金メダルを獲得し、その後プロに転向。

プロに転向して4年目、ソニー・リストンを7回戦でノックアウト。世界ヘビー級王座を獲得しました。

1981年、アリは引退。

通算成績は56勝5敗で、このうち37勝がノックアウト勝ちでした。

ヘビー級ボクサーとして、通算3度のチャンピオン奪取に成功しています。

 

アリ氏は、対戦相手だけでなく、アメリカ政府にも自分の意見を述べることで知られています。

ベトナム戦争への徴兵を言い渡された時語った、この言葉は有名。“べトコンは俺を差別しないし、俺がべトコンを殺しに行く理由は何もない。”

ベトナム戦争へ行くことを拒否したアリ氏は、裁判にかけられ5年の服役を命じられます。そして異例のチャンピオンはく奪。ライセンスまで奪われてしまいました。(その後、アリ氏は復帰し、見事タイトルを奪い返しています。)

 

アリ氏のもっとも有名な大戦の一つは、1975年10月1日にケソン市クバオのアラネタコロシアム行われた、ジョー・フレージャーとの対戦(スリラー・イン・マニラと呼ばれる)ではないでしょうか。

14ラウンドの死闘の末、アリ氏のTKOで決着。1年後、アラネタセンターはアリ氏にちなんで「アリ・モール」と名付けられました。

今日このモールは、フィリピンで最古のモールとして知られています。

彼のフレージャーとの戦いは、ボクシングの歴史において最も素晴らしい試合の一つとして今でも人々の心に残っています。

 

彼の葬儀は、出身地のアメリカ南部の都市、ケンタッキー州、ルイビルで今月10日(金曜日)、埋葬前に一般の葬列とともに営まれます。 追悼式は今週中に行われます。 

 

 

サイト情報源: ESPN, CNN Philippines, Rappler, NBC News

 

 

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「ニックネーム」 Ami
「自己紹介」   ファッション、洋楽ロック、
洋画が大好きです!
初めてマニラに上陸しました。

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