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世界で活躍するフィリピン人デザイナー7人
2016年08月08日更新

今年6月、アメリカの演劇・ミュージカル界で最も権威ある賞、トニー賞にてフィリピン人デザイナー、クリント・ラモス氏が演劇衣装デザイン賞を受賞したことをお伝えしました。

また、ドレスデザイナーのマイケル・シンコ氏は、パリのオートクチュールコレクションにフィリピン人として初参加。さらに、レディ・ガガのお気に入りデザイナーとして知られている、大胆でユニークなシューズやコスチュームをデザインしているカーミット・テソロ氏もフィリピン人です。

 

過去の記事はこちら

フィリピン人デザイナーがトニー賞にて、ベストコスチューム賞を受賞!

フィリピン人デザイナーがパリのオートクチュールコレクションに参加

 

 

そこで今回は、世界の第一線で活躍しているフィリピン人ファッションデザイナーをご紹介します。

 

 

1.マイケル・シンコ

 

 

(写真)マイケル・シンコ 画像出典:http://www.michaelcinco.com

 

 

ドバイ在住の、フィリピン人デザイナー。以前にもご紹介しましたが、彼はそのゴージャスなドレスで有名です。  フィリピンの有名大学でアートを学び、のちにスリムス・ファッション・アンド・アートスクールで学ぶ。 

壮大で優美な彼の作品は、もちろんハリウッドスターらの目にもとまります。彼のデザインした服を着用したスターは、ビヨンセ、リアーナ、レイディ・ガガ、ブリトニー・スピアーズ、ジェニファー・ロペス、クリスティーナ・アギレラ、パリス・ヒルトン、クリス・ブラウン、そして、スーパーモデルの、タイラ・バンクスなど。

息をのむほどに美しいデザインからは、彼の情熱が伝わってきます。現在ロシア、カザフスタン、ウズベキスタン、ダゲスタン、中国、マカオ、アメリカ、ヨーロッパなど、世界でさらに人気急上昇中です。

 

 

2.ホゼ・ピトイ・モレノ

 

PitoyMoreno

(写真)ホゼ・ピトイ・モレノ 画像出典: http://dandy-elizar.blogspot.com/2011/12/legendary-pitoy-moreno-gala.html

 

フィリピンファッション界の、中心的存在であるモレノ氏。フィリピン女性の伝統的な民族衣装、バロット・サヤを洗練されたデザインに仕上げたことで知られています。

バロット・サヤは、フィリピン原産の原材料(ジュシ、ピナ、レパント)を使って作られる衣装。彼の素晴らしいデザインは、フィリピン大統領夫人らをはじめ、タイ女王、ブルガリア女王、日本の王妃など、皇族者の間でも着用されました。さらにモレノ氏は、グロリア・アロヨ政権当時、ナショナル・アーティストの称号を贈られています。

 

こちらもどうぞ フィリピンで国に認められたナショナル・アーティストのご紹介

 

 

3.ラホ・ラウレル

 

(写真)ラホ・ラウレル 画像出典:http://rajolaurel.com/page/about-rajo

 

フィリピンのトップファッションデザイナーの一人。際立った細かさ(刺繍、ビーズ、手書きのプリント柄など)が彼の作品の特徴です。彼の22年にわたるファッション業界でのキャリアは、デザイナー、起業家として、一流の賞(地元、国際)を受賞するまでとなりました。ほぼすべてのフィリピン人セレブは、ラウレル氏のデザインした服をレッドカーペットなどのイベントで美しく、優雅に着こなしています。

また、プロジェクト・ランナウェイ・フィリピンと言うファッション番組では、4シーズンにわたって審査員も務めました。

 

 

4.フランシス・リビラン

(写真)ランシス・リビラン 画像出典: Francis Libiran official Facebook page: https://www.facebook.com/Francis-Libiran-249666728420879/home

 

アメリカで人気のモデルオーディションショー、アメリカズ・ネクスト・トップモデル。スーパーモデルのタイラ・バンクスが司会を務めるこの番組で、フランシス・リビラン氏のデザインした服がシーズン18(アメリカ人候補者とイギリス人候補者のガチンコバトル)にて、披露されました。 

聖トマス大学にて建築学を学び、後にファッション・インスティテュート・オブ・ザ・フィリピンにて、ファッションデザインを専攻。彼の才能はフィリピン、そして世界でたくさんの成功をもたらしています。 

2013年には、カナダのトロントで行われた最初のカナダ・フィリピン・ファッションウイークで注目デザイナーとなりました。 

FashioNXT’では、2014年春夏コレクションを披露。これは、オレゴン州、ポートランドで行われる、アメリカでもっとも大きなファッションウィークです。(ニューヨークファッションウィークを除く) 

同年、東京で毎年恒例のファッションショー(東京タワーで開催)では、フィリピンを代表デザイナーとして参加しました。

彼は、2013年のミスワールドに輝いたフィリピン人、ミーガン・ヤングのドレスを担当し、フィリピンに多くの名誉をもたらしました。 ミスワールドの長い歴史の中で、この年初めてフィリピン人が優勝することができた年でした。

 

 

5.ミッヒ・ドゥルセ

 

(写真)ミッヒ・ドゥルセ 画像出典: http://michdulce.com/

 

ミッヒ・ドゥルセは、若手の帽子デザイナー。ユニークな帽子やヘッドピースで、世界を驚かせています。彼女は、2010年度ブリティッシュ・カウンシルズ 国際若手ファッション起業家に選ばれ、一躍脚光を浴びました。作品のコンセプトは、地球にやさしい事、社会的企業を取り入れ、フィリピン原産の材料を使い、ヨーロッパの伝統技術をと合わせてゆくこと。帽子デザイナーとして活動し、作品をロンドン、パリのファッションウィーク中にも展示しています。

彼女の作品は、ハリウッドの著名なスター、アンナ・デッロ・ルッソ、レイディ・ガガ、アダム・アント、レイトン・ミースター、ジョージア・メイ・ジャガーらが着用しました。彼女は、現在、フィリピンのマンダルヨンに、ストアー・フォー・オール・シーズン(Store For All Seasons)と言う、アパレルショップを所有しています。

 

 

6.モニーク・ルイリエ

(写真)モニーク・ルイリエ 画像出典: https://www.moniquelhuillier.com

 

ハリウッドで人気のウエディングドレスデザイナー、モニーク・ルイリエ。

彼女はアメリカで抜きんでたデザイナーの一人として、国際的に認められています。フィリピンで育ち、彼女の母親のファッションセンスが、幼いルイリエ氏にデザイナーとしての大きな影響を与えました。

モニーク・ルイリエブランドは、今や高級品、女性らしさ、魅惑を連想させる代名詞とまでになりました。彼女のデザインした服は、クリステン・スチュワート、ハル・ベリー、リース・ウィザースプーン、ドリュー・バリモア、そしてアメリカ大統領夫人、ミシェル・オバマなど、セレブや政界実力者の間で着用されたことがあります。

 

 

 

7.オリバー・トレンティーノ

 

oliver_black

(写真)オリバー・トレンティーノ 画像出典:http://www.olivertolentino.com/

 

フィリピン、バターン州生まれ。彼は、アメリカに店を出した最初のフィリピン人デザイナーです。

環境に優しい繊維を使ってデザインすることを専門とし、2011年度、手織り籠・バッグの店、ラグストゥリッチズ(Rags2Riches)の主力デザイナーとして認められました。そのほかの功績には、2012年、グローバル・グリーンのプレ・オスカーパーティで(アカデミー賞前のパーティ)で注目された、初のエコデザイナー。

2010年には、バハマでエコファッション賞を受賞しています。 

トレンティーノのデザインはすべてが豪華でエレガント。多くのセレブから支持を受け、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、グラミー賞、アメリカンビルボードアワーズ、ピープルズ・チョイス・アワード、ティーン・チョイス・アワード、カノン映画祭など、多くの有名な授賞式のレッドカーペットで、彼がデザインしたドレスを着たセレブを見ることができます。

彼は、“ロサンゼルスのレッドカーペットファッションデザイナー”として知られています。

 

 

 

参考:Top 10 Filipino Fashion Designers You Need To Know Pitoy Moreno is not in a coma Monique Lhuillier olivertolentino

 

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「ニックネーム」 Ami
「自己紹介」   ファッション、洋楽ロック、
洋画が大好きです!
初めてマニラに上陸しました。

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