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野菜クレヨンでフィリピンの障がい者に継続的な収入を
2016年09月01日更新

 

青年海外協力隊より「障がい者による常夏の国で採れた野菜を使った無害なお絵描きクレヨン」の情報が届きましたので、内容をご紹介します。

 

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青年海外協力隊の天野真之介です。

フィリピン・イロイロ州ニュールセナ町役場にて障がい者の生計向上支援に携わっています。

この国では、日本と異なり障がい者に対する金銭的な支援は皆無です。

それでも前向きに頑張る人、反対に引きこもらざるをえない状況にある人など、多くの人に出会いました。

彼らの力になりたい、と強く思いました。

協力隊である私はいずれ任地を離れます。

 

そこで、一時的な寄付(GIVE)でなく価値あるものづくりに対価を頂くこと(GIVE&TAKE)で継続的な生計向上支援をするプロジェクトを立ち上げました。

プロジェクトのコンセプトは「豊富な野菜・果物の利用×全ての障がい者へ平等な労働機会の提供×子供の安全な保育」です。

 

【常夏の野菜・フルーツでつくった野菜クレヨンづくり、という新しいプロジェクトに挑戦】

 

野菜クレヨンは顔料の一部を野菜やフルーツから抽出し、通常のクレヨンで使われるパラフィンという化学製品の代わりにパームオイルを利用しています。

これにより、お絵描きに新しい発見を提供し、万が一の誤飲などに配慮した安全な保育環境を実現します。

 

 

写真1 :完成した野菜クレヨン

 

当プロジェクトを軌道に乗せて、障がい者の安定した収入を実現するために、8月30日よりクラウドファンディングサイトREADYFORにて、「障がい者による常夏の国で採れた野菜を使った無害なお絵描きクレヨン」のプロジェクトを成功させるための最初のお客様と支援者を募集するファンディングをスタート!

野菜クレヨンの価格や購入方法はそちらのサイトをご覧ください。
※本サイトは個人的な活動であり、JICA、青年海外協力隊の活動とは関係しておりません。

 

READYFORのサイト:
https://readyfor.jp/projects/livelihood_philippines_pwd

 

 

写真2 :ニュールセナ町の障がい者団体の仲間達

 

 

写真3 :SPED(障がい者学校)の子供達

 

 

=====

■クラウドファンディングとは?■

インターネット上で行う資金調達の仕組みです。

インターネットを通じてたくさんの人々に少額の資金提供を呼びかけ、目標額に100%まで到達した場合のみ、そのプロジェクトの実行が決定するというものです。

残念ながら公開期間終了までに目標金額が集まらないと私たちに1円も入らない仕組みとなっています。

=====

 

【野菜を用いた無害クレヨンの希少性】

日本では3団体しか創っておらず、フィリピンでは調べた限り存在しておりません。

私が短期間で創ることが出来たのは、その内の1団体である「手作りクレヨン工房Tuna-Kai」様が私の活動に共感して頂き、フルサポートをして頂いたからです。

http://www.tuna-kai.com/

 

【売上金の使い道】

郵送費・材料費などのコストを除く利益は100%全て障がい者へ還元する予定です。

 

 

 

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「ニックネーム」 daisuke
「自己紹介」   フィリピンに来て1年以上が経ちました。
ドゥテルテ大統領になり、どんどん変化する
フィリピンのホットな現地情報をお届けします!

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