大統領の政策の一つ「災害および非常事態のための緊急ホットライン911」が8/1にスタート。
開始から7時間で、総受信件数は2500件でした。
しかし受信した電話の内、1119件がテストコール(ワン切りなど)、304件がいたずら電話、正当な理由による電話は75件だったとGMAニュースオンラインが報じました。
(写真)政府は緊急案件を素早く対応するためにも、いたずら電話などで回線を邪魔しなように呼び掛けています。 画像出典:フィリピン政府Facebookページより
これを受け、フィリピン国家警察(PNP)署長のRonald “Bato” Dela Rosa氏は、「すべてのいたずら電話を追跡し、取り締まる方向である」と、フィリピン情報局(PIA)を通して発表しました。
また、「テストコールやいたずら電話は回線の邪魔になり、本当に緊急を要する人の電話を妨害しているので止めてほしい」と、フィリピン国民に呼びかけました。
さらに各警察署へ、緊急ホットラインから転送された電話を受信したら、敏速に救助や手助けが必要な人々の元へ向かうよう再度要請しました。
ホットライン911は、警察署、消防局、救急隊の全てが応答予定。現段階ではPNPがまず電話を受信し、各部署へ転送する仕組みです。 イラストは911 Philippines Facebookページより
オンラインニュースサイトのInquirer.netによると、現在の段階ではホットラインの電話の応答は警察署が一括して行っていますが、消防署、救急隊も準備が整い次第電話を受信する予定とのこと。
ホットライン911は、道路状況や天候にもよりますが、緊急要請を受けたら必要に応じた3部隊のうちいずれかが、約5分から10分以内で駆けつけることが可能とのことです。
Source: GMA News Online, Philippine Information Agency, Inquirer.net
- 「ニックネーム」 Ami
- 「自己紹介」 ファッション、洋楽ロック、
- 洋画が大好きです!
- 初めてマニラに上陸しました。