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乗り換えが便利に! フィリピンの鉄道がより便利に
2016年09月14日更新

 

マニラ首都圏の主要鉄道、LRT線(マニラ・ライトレール)とMRT線(マニラ・メトロレール)の乗り換え駅については、以前より話題になっていました。

実は共通の駅がなく、乗り換えが不便だったLRT線とMRT線。乗客は、駅をいったん出て乗換駅まで歩かなくてはなりませんでした。

しかし、ついに共通の駅が建設されるようです。

運輸通信相、アーサー・トゥガーデ氏は、今月中に契約にサインすることを発表しました。

 

(写真)東京と違って路線が少ないマニラの鉄道

 

共通の駅が建設される場所は、アヤラ・ランド社のトリノマ・モールと、SM・ノース・エドサの間。

共通駅に乗り入れる路線は:

  • MRT-3号線
  • LRT-1号線
  • 建設中のMRT-7号線

 

トゥガーデ氏は、関係者ら(サン・ミゲル社、ライト・レール・マニラ・組合、トリノマ・モール社)と個別会談を開き、最終合意に達したと言う。

 

「我々は、すべての関係者らと会談した。内々の会合を行った。」トゥガーデ氏が語る。

「我々が基本的に合意しているのは、第一に、共通の駅を持つことの重要さだ。乗客らがLRT線と、MRT線の乗り換えの際、歩くのは大変だ。」

また、トゥガーデ氏は、「共通駅の場所について、SM・プライム・ホールディングスがSM・ノース・エドサとトリノマ・モール間で合意した」と発表。(実は当初、共通駅は、SM・ノース・エドサ前に建設予定だった)

このため、2011年、SM・プライム・ホールディングスは、共通駅の命名権を確保するために、2億ペソをLRT1、2号線の運営・維持管理機関であるLRTA支払っている。

しかし2014年、当時の運輸通信相、アバヤ氏は、共通駅の場所をトリノマモール付近へと変更。この件は、裁判となったが、SM・プライム・ホールディングスが敗訴している。2億ペソは現在もLRTAが所有しており、返金される予定です。

運輸通信省では、2017年度の予算は554.7億ペソを見込んでいて、これは今年度の予算に比べ、25%アップとなります。

鉄道がより便利になることで、鉄道利用者が増えマニラの渋滞緩和につながることに期待します。

 

参考: news.abs-cbn.com, untvweb.com

 

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「ニックネーム」 Ami
「自己紹介」   ファッション、洋楽ロック、
洋画が大好きです!
初めてマニラに上陸しました。

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