先日、世界最大の国際ウィスキーイベントがついにフィリピンでも開催されました。BGCのシャングリラホテルに、100種類以上のウィスキーや蒸留酒が集結。
ウィスキー愛好家から初心者まで、多くの参加者が集まりました。
(写真)来年も開催予定のWhiskey Live
イベントでは、シーバス、ジョニー・ウォーカーといった誰もが知っている超有名ブランドから、フィリピンのラム酒の一種、タンドゥアイなどの珍しい酒まで幅広く展示。
ウィスキー愛好家の中で知られる、グレンモーレンジ、ダルモア、バルヴェニー、ベンリアックといった銘酒も登場し、ファンをうならせました。
ジェムソン(アイリッシュ・ウィスキー)、カヴァラン(台湾)のような珍しいものや、日本からも「あかし」「山桜」が展示されました。
(写真)福島県郡山市の笹の川酒造の「チェリーウィスキーEX 40%」も出品
(写真)アイリッシュ・ウィスキー。人気のスコッチよりも実は歴史が古いのです
(写真)「ドンパパ」
ウィスキー以外にも、ラム酒の「ドンパパ」や、フィリピンのココナツ酒の「ラカン」、カナダのジンの「アンガヴァ」などの変わり種スピリッツも登場。来場者にふるまわれました。
このイベント内ではカクテル・コンテストも行われ、ABVのLester Ligonが最高位を獲得しました。
さらに、2日間にわたってマスタークラスが開講。よいウィスキーを作るためには何が必要か、などの知見を披露しました。
(写真)世界的に有名なウィスキーのガイド本「ウィスキー・バイブル」の著者Jim Murray(右)と、雑誌「ウィスキー・マガジン」の編集者Dominic Roskrow(左)が登壇
オープニングセレモニーにはウィスキー界の超ビッグネーム、Jim MurrayとDominic Roskrowの二人に加え、ウィスキーのパイオニアであるBarbara Cumagonと、Whiskey Liveのフィリピンでの開催を企画したGrand CruのJohnssen Liも登壇。
Li氏はブルームバーグ・フィリピンのインタビューで、「Whiskey Liveは、Whiskey製造にかかわる裏方から、マーケティングに携わる人たちや、蒸留酒製造所で働く人たちなど普段接点のない人たちをつなげる目的で開催した」と語りました。
Whiskey Liveで展示されたすべてのブランドは、フィリピン全土のスーパーや小売店で購入可能です。
来年2017年の開催も約束したLi氏。今回見逃した方は、ぜひ来年参加してみては?
- 「ニックネーム」 Ami
- 「自己紹介」 ファッション、洋楽ロック、
- 洋画が大好きです!
- 初めてマニラに上陸しました。