メトロマニラで通勤する人々を悩ませる交通渋滞。
それに加え高架鉄道MRTは、ケソンシティからマカティ、パサイを結ぶ主要路線であり慢性的に満員電車などキャパシティオーバーが続いている状況です。
この状態を改善するため、MRTの施設設備や車両を刷新することがフィリピン運輸通信省の公式 WEB サイトにて発表されました。
フリーWiFiや新型送風機の導入、電力供給の強化、駅設備のリニューアルに加えて、48台の新型車両の導入が予定されています。
(写真)通勤ラッシュの混雑を改善! 画像出典;MRT3の公式サイト
ドゥテルテ大統領の就任以降、行政の各分野で良い方向への変化が見られています。
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社会的・産業的な分野における改善はかなりのスピードで進んでおり、特に道路と交通網における問題では顕著です。
MRTの運行環境や、抱えている問題を迅速かつ効率的に解決するために、運輸通信省は重大な課題に取り組んでいます。
また、今年1月にはMRTの運行状況を改善するために、運行システムの信頼性を強化することを目的としたプロジェクトを決定しています。
今回の更新プロジェクトで予定されているのは、大風量で換気性能の高い産業用送風機のプラットホームやコンコースへの導入。架線システムメンテナンスのための多目的保守車両の導入、アヤラ駅など6駅への34台の三菱製のエスカレーターの導入など。
いずれも今年、2016年中に実施される見込みです。
工事中はイレギュラーな運行や駅施設の一部閉鎖などが予想されますが、MRTのリアルタイムの運行状況や混雑状況についてはMRTの公式ツイッターで知らせています。 @dotcmrt3.
今後、マニラの通勤ラッシュがどのように変化するのか楽しみです。
Sources: Manila Times, DOTC.gov, DOTC.gov
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