終戦の日の8月15日、毎年実施されているカリラヤ日本人戦没者慰霊祭が、ルソン島ラグナ州にあるカリラヤで行われました。
開催場所の日本人戦没者慰霊園、通称“Japanese Memorial Garden”は、厚生労働省がフィリピン政府に寄贈した庭園。昭和48年3月28日に「比島戦没者乃碑」が建立され、厚生労働省がフィリピン電力公社に委託して、慰霊碑の掃除、敷地内の除草、周辺植栽の伐採、巡回などを行っているそうです。
(参照:比島戦没者の碑)
(写真)不安定な天候でしたが、慰霊祭の開始前に雨は上がりました。
(写真)会場の様子。献花用の白菊が並べられています。
フィリピン、日本両国の国家斉唱の後、全員による1分間の黙とう。
国家斉唱時には、マニラ日本人会のコーラスグループによる斉唱も行われました。
続いて追悼の辞、フィリピンのドゥテルテ大統領のメッセージ代読の後、全員で戦没者の冥福を祈り白菊を献花。
(写真)参加者全員による献花時の様子。
(写真)花輪も多く並んでいました。
第2次世界大戦時に激戦地だったフィリピンでは、フィリピン人は100万人以上、日本人は50万人以上の方々が亡くなられたと言われています。
フィリピンは、日本人が最も多く戦死された場所です。
日・フィリピン国交正常化60周年の今年は、天皇皇后両陛下も1月にこの地を訪問されています。
閉会の辞では、多くの犠牲者を出した戦争の歴史を決して忘れてはならないと語られました。
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