アメリカのケーブルTV「Food Network」で放送されている「Chopped」。毎回トップシェフたちが時間内に料理の腕を競う人気番組です。そのChopped年末スペシャルで、フィリピン出身のシェフが出場し、勝利を収めました。
(写真)フィリピン料理をベースにした料理で優勝を勝ち取ったCharleen Caabayさん 出典:shiftlocal
決勝戦3名の中でトップの成績を獲得し、見事に賞金1万ドルを手にしたのは、カルフォルニア州オークランドの人気レストラン「Kainbigan」のオーナー兼シェフのCharleen Caabayさん。
Choppedはそのユニークな番組構成が好評で、勝敗は3ラウンドから成る勝ち残り方式。各ラウンド毎にテーマが設けられ、直前に提示された関連性のない複数の材料を使っておいしい料理を制限時間内に創り出さなければなりません。その後3人のジャッジが挑戦者のプレゼン力、味付け、創造性を総合して判定します。ちなみに年末スペシャルのジャッジはAlex Guarnaschelli氏、Aarón Sánchez氏、Scott Conant氏の3名でした。
Caabayさんの一品目はカラードグリーンのライン(LAING)とシャンペン・バターソースを添えたフィリピン風オムレツの「Crab Torta」。ココナッツミルクの風味と大胆に使ったカニ肉がジャッジに好評を得ました。
(写真)みごとな料理の腕を披露 出典:shiftlocal
そして、Caabayさんのセンスが特に光ったのは2品目の「Martini-steamed Lobster tail」。隣に添えたバーベキューストリップステーキが大好評。ジャッジにCaabayさんの料理の腕と技を印象付けました。
最終ラウンドはデザート対決。Caabayさんはザクロと葡萄のコンポートを添えたファネルケーキで勝負しました。
「Choppedに出演したらフィリピン料理をベースに創作しようと決めていました。(フィリピン料理が)私にとって一番料理しやすいジャンルでもありますから。今回出演したことで、フィリピン料理を世界中の人に知ってもらう良いきっかけになったと思っています。」とCaabayさんは感想をこう述べています。
Caabayさんの新店舗は近々カルフォルニア州のベイエリアにオープン予定。その新メニュー考案のため、フィリピンに一時帰国するそうです。
参照: Inquirer, ABS-CBN News
- 「ニックネーム」 Ami
- 「自己紹介」 ファッション、洋楽ロック、
- 洋画が大好きです!
- 初めてマニラに上陸しました。