注目のスターを生み出した、今年最も注目されているロマンチックミュージカル映画、“ラ・ラ・ランド”。 主演は、エマ・ストーンと、ライアン・ゴズリング。また、歌手のジョン・レジェントも出演し、初めて本格的な役を演じています。
監督はデミアン・チャゼル氏。彼の監督作品と言えば、”セッション“が思い浮かびますね。 多くの章を受章、高い評価を得た作品です。
そして先日の第74回ゴールデン・グローブ賞の授賞式で、7冠に輝いた“ラ・ラ・ランド”がフィリピンでは早くも本日公開です。
(写真)主演はライアン・ゴズリングとエマ・ストーン
ラ・ラ・ランドは、現代のLAを舞台にしたオリジナル・ミュージカル。日々のLAの様子を、夢追い人の喜びと苦悩とともに描き出してゆきます。
ジャズピアニストのセバスチャンと女優ミアが、夢かなわぬことで知られているこの街で、何とか自分の夢を実現させようと奮闘。そして二人の関係は? どぎまぎさせるスリリングなロマンチックミュージカルです。
(写真)グリーンベルトやアップタウンモールを始め、各映画館で本日公開スタート
セバスチャンを演じたのはアカデミー主演男優賞ノミネート歴のある、ライアン・ゴズリング。レトロなジャズを心から愛し、妥協しないセバスチャン。ミアに初めて会った時も「自分のジャズや夢を分かってくれない人」とはねつけます。しかし、物語は思わぬ方向へ展開。無情にも現代のポップ文化に消えゆくあるジャズに情熱を注ぐ主人公にゴズリングは惹かれます。
「セバスチャンは、偉大なジャズピアニストになりたくて人生のすべてをささげていました。しかし、頭の中では、その時代はもう終わったということも分かっているのです。彼のヒーローは70年前生まれた人たち、それに現代では、ジャズピアニストの勤め口はバーくらい。お客さんは話に夢中でジャズは聞きもしない。」そうコメントするゴズリング。「自分がなりたいアーティストになるために、あなたはどれだけ妥協できますか?」
一方、女優志願のミア。彼女は飲食店の仕事をしながら、オーディションを受けては落ちるという状態から抜け出せないでいました。そんな時、なぜか、無作法なピアニストにたびたび出くわします。そしてこのピアニストが、この状態を打破することになります。
ミアを演じるのは、アカデミー助演女優賞ノミネート歴のある、エマ・ストーン。彼女は、“スーパーバッド 童貞ウォーズ” ”小悪魔はなぜモテる?!“ “ヘルプ ~こころがつなぐストーリー~” “バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)” など、様々なジャンルの映画に出演しています。
夢と希望に心を決めた女性、そして感情あふれるミュージカルのメロディ。ストーンは、この役を演じるにあたり、この2つをうまく調和させなくてはなりませんでした。ストーンは、様々な役を演じた経験だけでなく、ブロードウェイのベテラン役者としての経験もあります。最近では、ミュージカル”キャバレー“が再演され、サリー・ボウルズ役を努め、これらがミアの役作りに役に立ちました。
普通以上の何か、ミアが抱く情熱がストーンの心に響きます。「ミアの情熱は、自分でもよく分からない何かによって動かされていると思うの。」と語ります。「ミアは、多くの人が同じ夢を目指すこの街でアーティストになりたがっています。彼女は、自分には何か特別なものがあるというのを感じていますが、それが何なのかわからないまま。私は、彼女が女優であることやオーディションに行く、と言うことをイメージできますが、でもそれ以上に、この役をミュージカルの世界へ連れていくことにとてもワクワクしました。突然ストリートに繰り出したり、歌いだしたり。だから、とてもやりがいのある役でした。」
“ラ・ラ・ランド”は、フィリピンでは本日公開です。
- 「ニックネーム」 Ami
- 「自己紹介」 ファッション、洋楽ロック、
- 洋画が大好きです!
- 初めてマニラに上陸しました。