アメリカのテレビチャンネル、ブルームバーグが「2017年、11の新しい食のトレンド」の一つにフィリピン料理を取り上げました。
ブルームバーグの「Pursuit」コーナーでは、ライフスタイルなどに関する情報を発信しています。このコーナーで、来年に流行しそうな食文化のトレンドの一つとして、「フィリピン料理の爆発的人気」が挙げられました。
(写真)2017年は世界中でフィリピン料理がトレンドの予感? 出典:encrier via Getty Images
ブルームバーグはフィリピン料理には「わくわくするような何か」があると評し、中国、スペイン、マレー半島や他の東南アジアからの影響を受けた、オリジナルの融合食文化だと紹介しました。
番組では、海外でフィリピン料理が味わえるレストランにも触れています。ワシントンのBad SaintやマンハッタンのMission Chinese Foodを紹介し、フィリピン独自の料理であるルンピアや、豚バラ肉のレバーソース添えなどを提供していると伝えています。また、マイアミのTalde Miami Beachで味わえるアドボも紹介されました。
様々なフードイベントがマニラで行われていることも、フィリピン料理が注目を集めている理由の一つです。世界のベストレストランに何度も選ばれている、スペイン・バスク地方のレストラン「ムガリッツ」のオーナーシェフ、Andoni Luis Adurizなど世界トップレベルのシェフがこうした場に集まっています。
シェフのAdurizだけでなく、アメリカの有名なシェフであり作家でもあるAnthony Bourdainもマニラを訪れていますし、ミシュランで星を獲得したシェフのDalvidOldaniも最近、マニラでレストランをオープンしています。
他にも、2016年のアジア最高の女性シェフにはフィリピンのMargarita Foresが選ばれています。
2017年は、ますますフィリピンの食文化に注目が集まりそうです。
参照: Bloomberg, Food Evolution
- 「ニックネーム」 Ami
- 「自己紹介」 ファッション、洋楽ロック、
- 洋画が大好きです!
- 初めてマニラに上陸しました。