総工費19億ペソをかけたプロジェクト、ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)第3ターミナルと、ニューポートシティを繋ぐ歩道橋「ランウェイ・マニラ(RunWay Manila)」がASEANサミットを控えた今月末に開通されると発表されました。
(写真)こちらがランウェイ・マニラ 出典: Wikimapia
公共事業道路省(DPWH)担当者は今年2月の視察時に「ランウェイ・マニラは動く歩道を備えたフィリピン初となる歩道橋で、開通すれば、ニノイ・アキノ国際空港第3ターミナルとニューポートシティを10分足らずで行き来できるようになります。」とランウェイ・マニラの完成に期待を寄せています。
(写真)視察に訪れた輸送長官Arthur Tugade氏と公共事業長官Mark Villar氏 出典: GMA News Online
ランウェイ・マニラの実際の完成は2017年半ばまでかかるとのことですが、今月末のASEANサミットに合わせ、先行オープンし、一般の利用が開始されます。
歩道橋は動く歩道とエスカレーターが装備され、外部から遮断された構造になっていて、空調が完備されています。一度に約2千人、一日約21万6千人が利用できる能力を有しています。
フィリピン政府と協力し、出資しているホテルチェーンのトラベラーズ・インターナショナル・ホテルグループの担当者は「私たちがランウェイ・マニラの開発工事に携り、このランウェイ・マニラがもうすぐ皆様の役に立てることをとても喜ばしく思っています。」と述べました。
ニノイ・アキノ国際空港によると、第3ターミナルは年間1,300万人の国際線利用客があり、この歩道橋の開通が混雑の解消に大いに役立てばとのことです。
参照: DPWH, The Manila Times, The Philippine Star, Malaya
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- 初めてマニラに上陸しました。