メトロマニラの新しい都市を紹介するビデオがFacebookで公開されました。
「スマートシティ」と呼ばれるその都市は、マニラ湾の中央に位置しています。
その街の名前は「City of Pearl」。
(写真) Ho&Partners Architects アジア物件レポートより
香港の設計事務所Ho&Partners Architects(HPA)が設計した「City of Pearl」は、「ビジョンのある新たな統合CBD(セントラルビジネス地区)です」と、HPA副社長のNicholas Ho氏は述べています。
動画では、この街は「今日の国際基準を超えた」自立スマートコミュニティであると説明しされています。マニラ市の内部にある都市として、水上タクシーを使ってマニラの他地区とつながります。
(動画)Ho&Partners Architectsの公開したCity of Pearlのイメージ動画
City of Pearlは人工知能と再生可能エネルギーを利用した、持続可能なデザインを中心とした東南アジア初の「スマートシティ」と位置づけられています。複数の交通機関や、ウォーターフロントの遊歩道、スポーツスタジアムが整備される予定です。居住用ユニットや高層オフィススペースのエリアもあります。
(写真)覚書締結の様子。マニラ市とフィリピン干拓公社、中国の UAA Kinnming Group Development Corp.との間で締結されました
このプロジェクトは、2017年2月7日にマニラ市長のJoseph Estradaによってゴーサインが出され、マニラ市とフィリピン干拓公社(PRA)、中国のUAA Kinming Group Development Corp.との間で覚書が締結されました。
Estrada市長は、このプロジェクトはマニラを拡張し、住民に数千の雇用と生計の機会を提供すると強調しました。「この干拓開発プロジェクトは、将来の経済的繁栄と社会的平等のために準備される、都市計画のミッションとビジョンの象徴となる」と市長は述べています。
City of Pearlは、Estrada市長の下でマニラ市が承認した第3回目の拡張プロジェクトです。これまでに、マニラ・ノース・ハーバーのP7-billion拡張とSolar Cityとして知られる2013年の開発プロジェクトを承認しています。
これらのプロジェクトはすべて、年内に開始されると報じられています。
参照: Asia Property Report, Philippine Daily Inquirer, Manila Bulletin
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- 初めてマニラに上陸しました。