クラウドセキュリティー事業を提供する大手企業、アカマイ・テクノロジーズ (英: Akamai Technologies, Inc., NASDAQ: AKAM)。2017年最初の四半期の「インターネットの現状/セキュリティ」レポート*が発表されました。
(写真)フィリピンの遅いインターネット、改善へ?
アカマイによると、アジア諸国でフィリピンは、タイ、中国と共に、この四半期、インターネットの回線速度で伸びを見せました。平均で20%の上昇でした。
また、過去3四半期のレポートでは、フィリピンのモバイル回線速度の、一貫した改善が見られました。
現地の新聞Philstarには、次のように述べています。 「アカマイは、2017年、最初の四半期のフィリピンの平均ネット接続スピードを、5.5Mbpsと測定。四半期ごとの比較では、20%、年で比べると、57%の改善が見られた。 直近の3四半期のレポートによるとモバイル回線速度は一貫した改善を見せている。」
また、アカマイの最新レポートでは次のようにも述べています。 「フィリピンは、アジア諸国内において、インターネット環境が良くないことで知られているが(ブロードバンドの普及も含む)、最初の四半期の結果は、今後のインフラ設備の改善を示唆している。ドゥテルテ大統領は、国のブロードバンド計画を日本円で約1704億円~4426億円(770億ペソ~2000億ペソ)の予算で承認している。
このネットワークは、国の窓口として、行政機関のオンラインサービスとしても使われる。十分にネット環境の整っていない遠隔地域も繋いでゆく予定。ブロードバンドの設置は、早ければ6月に開始し、完成には3-5年を見込んでいる。」
*アカマイでは、四半期ごとに、「インターネットの状況」レポートを発表しています。サーバー攻撃、接続速度、携帯電話の使用などについて、収集されたデータを紹介しています。
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