先日発表されたAppleの次期OS、iOS11。
搭載予定のさまざまな機能の中に、フィリピンで車を運転する際にとても役立つ機能が発表されました。
(写真)発表された機能の一つ「クイックスタート」 出典:Apple
(写真)運転中の「Do Not Disturb」機能。運転中をセンサーで感知し、着信などの通知がOFFになります 出典:Apple
Appleは、「運転中の通話禁止(Do Not Disturb)」機能の追加を発表しました。
ソフトウェアエンジニアリング担当のシニアヴァイスプレジデント、Craig Federighi氏は、今年のApple Worldwide Developers Conference(WWDC)において、「この新機能はドライバーが自分のiPhoneから目を離すように設計されている」と説明しています。
(写真)フィリピンのドライバーに役立つ「Do Not Disturb」機能 出典:CNN Tech
新しい機能では、Bluetooth(デバイスが搭載されている車に接続されている場合)、またはWiFi Dopplerレーダーエフェクトを使用して、運転中の車にいるかどうかを確認します。
(写真)運転中である旨のテキストを自動で返信することが可能(緊急時には無効にできます) 出典:CNN Tech
この新機能は、運転中に発生する可能性のある通知(テキストメッセージ、ニュースの更新など)を保留するものです。
運転中に誰かからメッセージが送信された場合、この新機能によりiPhoneは送信者に対して「Do not Disturbをオンにして運転中」という自動応答を送信することができます。また、アプリの使用はできなくなります。
しかしドライバーではない乗客は、この機能を無効にすることができます。
Apple MapsやGoogle Mapsなどのアプリケーションは引き続き動作しますが、目的地を入力することはできません。
設定した連絡先には、自動応答を無効にすることもできます。
Apple CarPlay(現在、ゼネラルモーターズ、フィアット、クライスラー、BMW、ホンダの一部の車で利用可能)は、以前と同じ方法でiPhoneとやりとりすることができます。
この新機能は、フィリピンで5月18日から施行されている「注意散漫運転禁止法(共和国法10913号)」の違反を
減らすために役に立ちますね。
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すべてのドライバーがiPhoneユーザーではありませんが、少なくともiPhoneユーザーにとっては、違反防止につながります。
新iOS 11は9月にリリースされる予定です。
参照: Rappler, CNN Money, Engadget, USA Today, Forbes
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