7月24日にフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領による大統領施政方針演説、第2回SONA(State of the Nation Address)が行われました。
フィリピンでは1987年の憲法規定により、大統領には1年に1回、国の状況を報告する義務があります。
そして昨日ドゥテルテ政権は、ドゥテルテ大統領に投票した何百万人もの人々に、1年前に大統領に就任してから現在までの成果報告を行いました。
昨年のSONAについてはこちら:ドゥテルテ大統領の施政方針演説、その内容とは?
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そもそもSONAとは?
SONA とは、大統領が毎年行う演説であり、国の経済や社会について話します。また、前年について、そして実際に起きた変化について後年の計画についても留意します。
SONAが行われる日時と場所
SONAは、ケソンシティのバタサン・パンバンサ(下院議事堂)で行われます。今年は、7月24日月曜日、午後4時からドゥテルテ大統領が彼にとっては2度目となる79回目のSONAを行いました。
ちなみにケソンシティの学校は、この日休校になりました。
ドゥテルテ大統領は、上院多数党院内総務の上院議員ヴィセンテ・ソット3世、北イロコス州第一地区代表で下院院内総務となるルーディ・ファリナスによってバサタン・パンバンサの本会議場までエスコートされました。
SONAの参加者
SONAは、主に政治家からなる様々な部門の人たちが出席します。
今年のSONAには約3,000人の外交官、政治家、前大統領が参加。
しかしベニグノ・アキノ前大統領は、今年のSONAへの招待を辞退しました。
2017のSONA
SONA 2017には、初めてのものが多くありました。人々は、薬物問題、マラウィでの戦争、そして国が直面しているさまざまな問題について、ドゥテルテ大統領がどのように取りくんでいくのか期待していました。
また、政治家たちが着飾った衣装で参加していた以前のSONAとは異なり、今年の招待にはシンプルなビジネスウェアで参加することが求められました。大統領の装いは、“リサイクルの”バロンとガウンでイベントに参加すると報じられていました。
それでは、SONA 2017ではどのようなことが述べられたのでしょうか?
次回へ続く
- 「ニックネーム」 Ami
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- 洋画が大好きです!
- 初めてマニラに上陸しました。