ドゥテルテ大統領が、大学の授業料無償化法案に署名
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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、Universal Access Quality Tertiary Education Act(質の高い高等教育へ、アクセスできるようにする法)に署名し、法律を成立させました。
これによって、フィリピンの、112の国立大学の授業料が無償になります。
(写真)無償化は国民にとって嬉しいニュースですが、問題も…
署名されたことは、記者会見でシニア副総務秘書官のMenardoGuevarra氏が発表しました。
大統領の経済担当者らは反対していたため、この発表は意外でした。ドゥテルテ政権はしかしながら、大学の授業料無償化を、「社会発展政策の基礎となる」と考えています。
次の課題はこの法律に伴う資金の調達法です。予算を再編成するか政府開発援助を利用するか、または、国内外から寄付を集めるなど。
この政策は、いったいいくらかかるのでしょうか。予算管理省(DBM)では、1000億ペソが必要であると言っているのに対し、高等教育委員会(CHED)では、170億ペソと見積もっています。まだまだ検討する必要がありそうです。
この法案は、Bam Aquino上院議員が提案したもので、先月7月5日に大統領へ提出されました。そして、法案が無効となる2日前に、ついに署名されました。
参照: Rappler, Inquirer.net, CNN Philippines
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