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【フィリピン速報】2020年第2四半期GDP成長率、マイナス16.5%
2020年08月06日更新

フィリピン統計庁(PSA)は6日、第2四半期の実質GDP成長率が前年同期比16.5%減だったと発表しました。

 

フィリピン統計庁が6日発表した2020年第2四半期(4月~6月)の国内総生産(GDP)速報値は、前年同期比16.5%減。統計としての記録がある1981年以降で、最大のマイナス幅となりました。

 

セクター別では、サービス業がマイナス15.8%、工業がマイナス22.9%、製造業がマイナス21.3%、運輸がマイナス59.2%。唯一のプラス成長は、農林水産業でプラス1.6%でした。

 

2020年第1四半期(1月~3月)GDP(確定値)は、前年同期比でマイナス0.2%となっており、今回の発表に注目が集まっていました。詳細は政府公式ページからご確認いただけます。

 

フィリピンでは新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、3月から厳格なコミュニティー隔離措置を実施しており、経済活動が大きく打撃を受けています。

 

フィリピンの経済学者であり国家統計官の Claire Dennis S. Mapa氏は、フィリピンで大幅にGDPが下落したのは1985年、マルコス政権下の出来事だったと地元メディアで言及しました。

 

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