立川志の輔さんを知らないという方はいらっしゃらないとは思いますが、日本で一番チケットの取りづらいと言われている落語家さんです。
そんな立川志の輔さんの演目をマニラで見られるとなって、600名近くのお客さんがフェアモント マカティ ホテルに詰めかけました。
立川志の輔さんの演目は、
「バールのようなもの」と「ねずみ」の二本。
「バールのようなもの」は、日本語の難しさが引き起こす様々な問題を面白おかしく表した落語。「ねずみ」は、鼠屋という宿を舞台に、左甚五郎が登場する人情話です。
この演目を選んだ理由として、マニラにいても「俺ってやっぱり日本人だよな」、「日本の人情とはこれだよな」と思っていただきたいという想いがありました。
公演後に、
落語は、ほかの芸能と比べると照明や音響など派手さはない。また、お客さんに声を出されたら終わり。小さいお子さんが泣いてしまったり、携帯が鳴ったりしただけで、落語の世界が崩れてしまう。だからギリギリのところで落語は行われている。
しかし、落語の魅力は、座布団一枚と良いお客さんさえいれば、世界中どこでも成立する。お客さんの想像力を借りて、いろいろな世界を作り出せる。だからこうしてアジア諸国で聞いていただけることはありがたい。とお話になりました。
今回のスケジュールについて、
昨日はバンコクで寄席を行い、23時に飛行機に搭乗しタイを出国。そして本日4時にフィリピンに入国しました。文明の発達のおかげで、アジアはとても近くになり便利になりました。だから皆さんが東京に来ればよかったのにと冗談を交えながらも強行スケジュールの大変さを語られました。
今回の公演については、
これだけの子供が押し寄せるのは、マニラ以外の国ではないこと。大人が楽しんでいるところに、子供が一緒にいるということは素敵な時間だと思う。また、お客さんの反応を見て、今回の公演がとても満足していただけたと思っている。来年も呼んでいただけることがあれば、喜んで引き受けたいとおっしゃってくださいました。
休憩の合間には、ロックウェルにある孤児院「バハイ・マリア」の子供たちによる、天使のような歌声が披露される場面もありました。今回の収益金は、このような活動を行っている慈善団体に寄付されます。
その他、今回2名の方にご登場いただきました。
マグナム小林さん
バイオリンエンターテイナー。擬音ネタや大正演歌、タップダンスをしながらのバイオリン演奏などを披露。
立川志の太郎さん
志の輔師匠の6番目のお弟子さん。2010年に志の輔師匠に入門。今回前座を務められました。演目は「寄合酒」。
「ニックネーム」 Mae-chan 「自己紹介」  プライマーの編集担当!ラグビー歴15年。高いところが苦手です!
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