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第44回国際バンブーオルガンフェスティバルが2月21日からラス・ピニャスで開催
2019年01月28日更新

地元の音楽家と国際的なゲストが集まり、バロック音楽を演奏する国際バンブーオルガンフェスティバル。フィリピンで長期にわたって開催されているこの年一回の音楽フェスティバルが、今年は第44回を迎えます。

 

2019年2月21日から27日まで、毎日午後8時から、ラスピニャス市のSt. Joseph Parish Churchにて開催されます。

 

スペイン人の司祭、Diego Cera氏によって1824年に作られたラスピニャスのバンブーオルガン。教会の中にあるパイプオルガンで、全1031本のパイプのうち902本がバンブー(竹)で作られています。

 

1972年にはドイツに送られて総合的に修復され、新しいパイプに取り替えられて、3年後にフィリピンに戻ってきました。その後も状態を保つために繰り返し修復されています。

 

2003年には国の文化財として登録。オルガンと石造りの建築を持つバロック教会は、今日ではラスピニャスの大きな観光目的地となっています。

 

 

毎年開催される当イベントはバンブーオルガン基金が開催しており、ラスピニャス市の市民も協力しています。今年のフェスティバルは地元のオルガン奏者に加え、オーストリア、イタリア、韓国からも奏者が参加します。

 

基金の芸術監督Armand Salarza氏は、オルガン演奏と教会音楽が専門。音楽の美しさとバンブーオルガンのユニークさの両方が期待されています。

 

今年のフェスティバルは2月21日(木)のプライベートガラ・ナイトからスタート。翌日22日(金)もアンコールガラがあり、こちらは一般公開されます。

 

23日(土)はオープンエアコンサート。ローカルヒット曲をOPM(オリジナル・ピノイ・ミュージック=フィリピンのポップミュージック)アーティストたちが演奏します。24日(日)はラスピニャス少年合唱とともに、フェスティバルミサがArmando Salarza監督の指揮により執り行われます。

 

25日(月)はフランスのオルガニストViviane Loriautによるオルガンリサイタル。26日(火)はフィリピン・韓国フレンドシップナイトとして、韓国のオルガン奏者が出演します。

 

最終日の27日(水)はサンクスギビングナイトとして、ラスピニャス少年合唱の50周年を祝います。会場はラスピニャス市の Pulanglupa、C-5 ExtensionのSan Ezekiel Moreno Oratory。

 

チケット情報などは下記をご覧ください。

 

 

<詳細情報>

第44回国際バンブーオルガンフェスティバル (44th International Bamboo Organ Festival)

日時:2019年2月21日~27日、午後8時から

場所:St. Joseph Parish Church, 1742 Quirino Ave., Las Piñas City

(最終日のみ):San Ezekiel Moreno Oratory, C5-Extension, Las Pinas

チケット:ゴールド600ペソ、マルーン400ペソ、ブラック200ペソ

SM TicketsTicketnet Onlineで販売中

公式サイト:http://bambooorgan.org/

 

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