フィリピンの最大手商業銀行であり、毎月お昼休みに気軽・お得に勉強できる「ランチタイムセミナー」を開催していることでお馴染みのBDOジャパンデスクが、日頃の感謝を込めて「BDOジャパンデスク アプリシエーションナイト」を2月22日(金)マカティ市 にある本店(BDOコーポレートセンター)にて開催しました。
当日は約100名がご出席
司会、BDO Senior Advisor and Japan Desk 3 Head 下田様
開会の挨拶、BDO Institutional banking group Executive Vice President and Deputy Group Head Ms. Cecilia Tan
開会の挨拶、BDO Japan Desk Chief Advisor and Head 田中様
「2007年にBDOジャパンデスクが本格的に始動し、2012年の3人体制から、現在では34人を擁するまでになりました。お取引数も年々増加しており、これもひとえに皆様にご愛顧頂いた賜物と、心より感謝しております。BDOはフィリピンで一番大きな商業銀行という肩書がありますが、ただ大きいという事を強調するのではなくてそれをベースに常日頃に戦略を考え活動して参ります」と述べられました。
そして、当日はゲストを招き2つの講演が行われました。
第一部: 好調続くフィリピン 2019年 経済展望
BDO Chief Marketing Strategist Mr. Jonas Revelas
第二部: 一つ上を目指すソーシャルマナー
株式会社 Spiceworx 代表取締役 安部様
※当日は代理登板として通訳士のデセンブラーナ様がご講演
第一部では「好調続くフィリピン 2019年 経済展望」と題して、BDO Chief Marketing Strategist Mr. Jonas Revelas より、2019年以降のフィリピン経済の展望が述べられました。
「東洋の真珠とも言われているフィリピンは現在新興国の中で最も経済成長のペースが早い国であり、2019年のGDPは6.3%を見込んでいます。現在フィリピン政府が注力するインフラ整備政策”Build, Build, Build”が今後のフィリピン経済を支える基盤となるでしょう。また、約1億600万人の英語が話せる若い国民と2018年4Qの統計にも出ている様に個人消費が5.4%を記録し好調なことには目を見張るものがあります。その他、観光産業の推移としては、昨年ボラカイが一時的な閉鎖となったにも関わらず結果としては前年比7.65%と伸び、観光客の内訳としてバックパッカーだけでなくゆっくりと観光を満喫する方々が今後も増加している。」と語りました。
インフラ整備がフィリピン経済成長の鍵。そこには日本のODAプロジェクトが深く関わっていると力説。
そして、第二部では「一つ上を目指すソーシャルマナー」と題して、フィリピンで洗礼された印象のビジネスパーソンとなることを目的に、デセンブラーナ様にご講演頂きました。
先ずは前置きとして、そもそもフィリピンに滞在する日本人に対してフィリピン人の方々はどのような印象を持っているか?ビジネスシーンで日本人と交流のあるフィリピン人会社役員の方々から日本人(特に駐在員)に対する印象の調査を行った結果が伝えられました。
その内容として「時間に正しい、マナーがある」と回答があった一方で「お酒が入ると声が大きくなる、たばこを吸える場所について把握していない」といった回答もありました。
今回の講演では、下記4パートに分けて実演を交えられながらご説明頂きました。
①普段の立ち振る舞い(挨拶、握手)
②会話するとき(姿勢、心持ち)
③テーブルマナー(レストラン、パーティ)
④社交の場での振る舞い(名字の重要性、乾杯の挨拶)
②のデモンストレーションでは、背筋を伸ばすコツが伝授されました。
最後に、インターナショナルデスク Vice President and Head Mr. Edward Wenceslaoより閉会の挨拶を日本語で締められ、出席者の皆さまより拍手が沸き起こり、懇親会へ。
ゆっくりと丁寧な日本語で閉会の挨拶がなされました。
講演後の懇親会では様々な種類のお酒と食事が振舞われ、ビジネス交流が行われました。