2016年末までフィリピン大手銀行RCBCで幹部を10年間務めた小野沢幸司さん。
その小野沢さんが、世界を目指すビジネスパーソンのための英語勉強法についての本を出版しました！
（画像）2018年1月28日発行の小野沢さん著「海外で活躍できる英語勉強法」
＜本のご紹介＞
英語でビジネスする上で土台となる「基本ルール」を再認識した上で、日常生活の一部として毎日3時間効率的に英語学習を取り入れていけば、たった1年でハイレベルな英語が身につきます。そのカギは出勤前の朝の時間帯のテレビニュースと会社に着いてから始業までの新聞購読、それに加えて移動時間の有効活用。そうして捻出した3時間を、無駄のない実用的なツールとちょっとした工夫で習慣化し無理なく継続できます。海外では機会の多いビジネススピーチ対策や、とっさに出てこない「毎日表現」、新聞頻出用語集は手元に置いて常時活用できます。著者は、この方法を実践して1年後に受けたTOEICで980点を取得していますので効果は十分といえます。
＜著者ご紹介＞
著者の小野沢さんは、2016年末までフィリピンの大手銀行RCBCの幹部を長年務めた銀行マン。1999年に日本のメガバンクから出向し海外駐在員として7年間勤務後、2006年RCBCに転職し10年間勤務。2017年に東京南青山にて株式会社グローバルビジネス戦略を設立。
～ フィリピンでのエピソード ～
著者の小野沢さんは日本のメガバンクに就職しましたが、もともと海外志向が強かったため、入行11年目にフィリピンに内示が出たときは小躍りしたといいます。バブル経済がはじけ、銀行や証券会社が倒産し、欧米に行員を派遣する時代ではなく銀行もアジア重視の方針が明確であった頃でした。学生時代に行ったマラカニアン宮殿やパグサンハンの滝、国民的歌手のフレディアギラのライブハウスなどの思い出が鮮明に蘇ったそうです。
1999年6月にニノイアキノ国際空港に降り立った時の熱気と青空に黙々と浮かぶ真っ白な入道雲に感動して以来17年にわたってRCBCに勤務。本来ならマニラ駐在は4、５年のところ日本の銀行同士の合併もあり、また本人も希望したことから7年に及びました。いろいろと問題はありながらもやりがいがあり、職場環境も良かったため、また、2人の子供の英語教育も考慮して大胆にもRCBCに転職し、さらに10年間をフィリピンで過ごしました。ゴルフの達人として日本人駐在員の間ではつとに有名でありましたが、恵まれたゴルフ環境も大きな要因だった、と多くのゴルフ仲間は語っています。
著書のまえがきによるとゴルフを始めたのはマニラに来てからで、帰宅後に屋上にアイアンを何本か持っていき半年間ほど毎晩200回素振りをして早々にシングル入りを果たしています。英語の上達においてもゴルフや習い事と同じく「短期間に、集中し、かつ、正しい方法で」真剣に取り組めばたいていのことは1,000時間を境に一定レベルまで到達できると説いています。1,000時間は3時間×333日であって1年で到達します。この勉強法を1年継続しTOEIC 980点というのは驚異的な結果ですが、そこには無駄のない実用的かつ効率的でちょっとした工夫を加えた勉強法が紹介されていて興味深いです。武道や習い事と同じく土台となる「基本ルール」を徹底して行い、日々ルーティーン化した英語習慣を継続していきます。この勉強法の特徴の一つは「自習型」であり、他人に頼らず自己完結して上達してしまうことです。教材として使うのはテレビニュース、新聞、ペーパーバック、月刊誌なので手軽に今日から始められるようになっています。そして、毎日のように使うけれども瞬時に出てこない「毎日表現」や巻末にまとめられている新聞頻出用語集は手元に置いて辞書替わりにも便利です。覚えた表現を英会話スクールやオンライン英会話で繰り返し使って自分のものとして定着させることができれば相当な自信になるはずです。
書店やアマゾン、Kindleにて購入可能です。
アマゾン： goo.gl/esAkJa
Kindle： goo.gl/kCcnDo
- 「ニックネーム」 daisuke
- 「自己紹介」 フィリピンに来て1年以上が経ちました。
- ドゥテルテ大統領になり、どんどん変化する
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