フィリピン・カヴィテ・ゲートウェイ・ターミナル、11月運営開始へ
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フィリピン運輸省は予てからカヴィテ(Cavite)州のタンザに建設を行っていた国内初のはしけ輸送対応コンテナー港「カヴィテ・ゲートウェイ・ターミナル(以下、CGT)」の運営を11月5日から開始すると発表しました。
このCGTの建設はドゥテルテ政権の大型インフラ政策「ビルド・ビルド・ビルド」計画の一環によるもので、コンテナーの運営を行っている企業のインターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービスが個人的に出資し、昨年10月から工事を行っていました。
CGTのキャパシティは11万5千TEUで、陸送トラック14万台分に匹敵。運営が始まれば、RoRo船がマニラ国際港からカヴィテに出入りすることができ、運送効率がぐっとあがり、陸路の渋滞緩和にもつながります。
ルソン島の各港やカヴィテ市場にも近く、カビテ輸出加工区(CEPZ)からほんの11キロと主要施設にもアクセスが便利。フィリピン運輸省は近い将来、フェリーの運行も計画しているとのことです。
竣工式にはドゥテルテ大統領、Salvador Medialdea事務局長、運輸省長官のArthur Tugade氏、財務省長官Sonny Dominguez氏、予算管理省長官Ben Diokno氏、国家経済開発庁長官Ernesto Pernia氏、フィリピン基地転換開発公社社長Vince Dizon氏、地方自治体の職員が出席する予定です。
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