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市民憩いの場「ブリージング・スペース」フィリピン各地に建設へ
2018年03月16日更新

フィリピン予算管理省(DBM)は、市民が一息つける公園「ブリージング・スペース(breathing spaces)」をフィリピン各地域に建設する計画を立てていると発表しました。

(DBMが公園建設の参考にしているダバオ市の公園、The People’s Park)

この「ブリージング・スペース」は各地域の行政と政府の「Build, Build, Build」開発プログラムが協力して進められます。「Build, Build, Build」開発プログラムでは市民の生活の向上を目指し、ショッピングセンターの再開発や、花壇や道路の整備などを行っています。


ブリージング・スペースの建設は主にサンクチュアリと呼ばれる都市部を中心に行う予定で25億ペソの予算が組まれています。都市の公園建設は街の美化だけでなく、災害時の避難所などに使用される予定です。また憩いの場が増えることで市民の健康の増進にもつながります。
DBMによるとこの開発計画は国連が定めた「持続可能な開発目標2030アジェンダ」の17項目の一つ「持続可能なまちと地域社会」に沿っているもので、特に「子どもや女性、障がい者、高齢者にとって安全で使いやすい公共交通機関を整備し、災害に強く、地域の人々が参画できる持続可能なまちづくりへの取り組み」を2030年までに進めていきたいとのことです。

 

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