在日本国大使館から中間選挙に関するお知らせが届いています。
●5月13日,フィリピン全土において中間選挙が実施されます。
●中間選挙の選挙運動期間中及び投票日前後にデモや集会が開催される場所への立ち入りはできるだけ避け,公共の場所,公園,ショッピング・モールなど不特定多数の人が集まる場所では常に周囲に注意を払ってください。
フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在フィリピン日本国大使館
1 既に報道等でご承知のとおり,本年5月13日(月)には3年に一度の中間選挙が実施されます。フィリピン全土で上院(定員24議席の半数)、下院(全291議席)及び地方選挙(州知事、副知事、州議会議員、市町長、副市町長,市町議会議員)の投票が行われる予定であり,3月29日から本格的に下院選挙区と地方選の選挙運動が開始されました。
2 本年1月,フィリピン国家警察は選挙管理委員会決議で定義された警戒地域を色別で分類し,941地域の選挙スポットを指定したことに加え,3月25日,フィリピン国家警察長官が新たに今回の選挙にかかる警戒地域の分類を以下のとおり発表しました。
(1)赤:重大な懸念がある選挙区域:570地域
ミンダナオ自治地域118地域,ミンダナオ北部93地域,カラガ地域73地域,ダバオ地域で72の地域,ソクサージェン地方49地域,東部ビサヤ地方45地域,コルディレラ地方で28,ビーコル地方で21地域,カラバルソン地域で5地域,中央ルソン島と西ビサヤ地域でそれぞれ4地域,ガガヤン渓谷地域と中央ビサヤ地域でそれぞれ2地域
(2)オレンジ:緊急の問題にある選挙区域:238選挙区域
(3)黄色:注意を要する選挙区域:131市町村
また,フィリピン国家警察は3月29日(金)から中間選挙絡みの暴力事件防止の他,銃火器類,違法薬物に対しても取り締まりを強化すると発表しています。
3 つきましては,中間選挙の選挙運動期間中及び5月13日投票日前後まで,フィリピン全土において以下の事項に十分ご留意ください。
(1)最新の関連情報の入手に努め注意,警戒を払い,集会やデモが開催される地域への不要不急の立ち入りは避ける。
(2)選挙候補者や選挙制度等に関する批判やコメントを避ける。
(3)公共の場,公園,ショッピング・モールなど不特定多数の人が集まる場所では常に周囲に注意を払う。
(4)緊急事態に備え,携帯電話等の連絡手段を確保する。
4 また,投票日前日・当日の比政府による禁止事項は以下のとおり。
(1)前日:選挙運動,アルコール類の販売・提供・飲用、無料送迎・飲食、金品贈収
(2)当日:(前日の禁止事項に加え)複数回投票や代理投票,投票所の半径30m以内での選挙絡みでの政治活動や露天売買,市場,闘鶏,ボクシング,競馬等の開催
5 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html 参照)
○在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila, 1300, Philippines
電話: (63-2) 551-5710
FAX : (63-2) 551-5780
ホームページ: https://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○在セブ領事事務所
住所:7F, Keppel Center, Samar Loop cor. Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City, Philippines
電話: (63-32) 231-7321
FAX : (63-32) 231-6843
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