JETROフィリピンは8日、マニラ首都圏での12月から車両ナンバー規制についての情報を発表しました。
フィリピンのマニラ首都圏開発庁(MMDA)は、マニラ首都圏で車両ナンバー規制(UVVRP)を再導入することを11月30日に発表し、12月1日から実施した。UVVRPは首都圏の交通渋滞を緩和することを目的として1995年から実施されてきたが、2020年に新型コロナウイルス感染拡大により適用が一時停止されていた(政府通信社11月30日付)。
措置の概要は以下のとおり。
(1)UVVRPの適用対象は自家用車。トライシクルや必需品・生鮮品を運搬する車両は適用対象外。
(2)祝日を除く月曜日から金曜日の午後5時から午後8時までが走行規制時間。
(3)車両番号と走行規制日の関係は以下のとおり、
- 車両番号の末尾が「1」と「2」:月曜日
- 車両番号の末尾が「3」と「4」:火曜日
- 車両番号の末尾が「5」と「6」:水曜日
- 車両番号の末尾が「7」と「8」:木曜日
- 車両番号の末尾が「9」と「0」:金曜日
深刻な首都圏の交通渋滞に対処
オランダのカーナビゲーション・電子地図サービス企業のトムトムが2021年1月に発表した「トラフィックインデックス2020」によると、世界57カ国・416都市の中で、マニラは世界で2番目に交通渋滞水準が高い(「インクワイアラー」紙1月15日)。
MMDAが調査を行ったところ、現在の交通状況は新型コロナウイルス感染拡大前の混雑水準に近づきつつあると分析した。MMDAのベンフール・アバロス長官は、幹線道路EDSAの一部で渋滞が深刻化しており、ラッシュアワー時にUVVRPを再導入するに至ったとコメントした。
(吉田暁彦、サントス・ガブリエル)
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