オンライン・マンガで、フィリピンの国民的英雄であるホセ・リサールが主人公として描かれ、話題になっています。
画像はmanga.clubより
「ホセ・リサール Jose Rizal」と題されたこのマンガは、原作・松井孝弘、漫画・今野涼(モッシュピット、鬼畜の街)で、日本語版・英語版の両方がオンラインで読めます。第一章は、sukima.meとmanga.clubで、2018年6月19日、ホセ・リサールの157回目の生誕祭に配信が開始されました。
CNNによると、安藤拓郎氏(マンガ出版社TORICO/CCC代表)がマンガを製作するきっかけとなったのは、東京の日比谷公園にあるホセ・リサールの胸像に興味を持った事、なんだそうです。胸像は57年前に完成し、「フィリピンの国民的英雄ホセ・リサール博士。1888年この地東京ホテルに滞在す。」という文字が刻まれています。
フィリピン人、また、フィリピン人・日本人ハーフの学生世代の多くは、この国民的英雄の歴史をあまり知らないのでは、と、原作者・松井孝弘氏は、言っています。このマンガをきっかけで英雄をより知る事になり、また、リサールの行動が日本にもたらした影響についても知る事になれば、と願っています。
ホセ・リサールは、1888年、日本に短期訪問し、横浜と東京に滞在しています。日本人女性、臼井勢以子(おせいさんとして知られています)と恋にも落ちました。女性との会話を楽しむためにも、日本語を習ったそうです。
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