フィリピンのドゥテルテ大統領は28日、首都圏マニラを6月1日からGCQ(一般的な防疫地域)に移行すると発表しました。
ドゥテルテ大統領は28日夜にテレビ演説を実施。メトロマニラやダバオシティなどを6月1日からGCQ(一般的な防疫地域)に移行させると発表しました。
ほかにもRegion 2 (Cagayan, Isabela, Nueva Vizcaya, Quirino, Santiago City)、Region 3 (Aurora, Bataan, Bulacan, Nueva Ecija, Pampanga, Tarlac)、Region 4-A (Cavite, Laguna, Batangas, Rizal, Quezon, Lucena City)のほか、パンガシナンやアルバイなどもGCQに移行になります。
その他の地域はMGCQ(修正を加えた一般的コミュニティ隔離)に移行になる予定です。
新型コロナウイルス対策の省庁間タスクフォース(IATF)はこれまで、6月1日から首都圏マニラをGCQに移行させ、外出や移動などの規制を緩和することを決断。ドゥテルテ大統領に勧告していました。
フィリピンでは5月16日から新型コロナウイルスの拡大の度合いに応じて、それぞれの地域をECQ、MECQ、GCQ、MGCQの4種類に分けた隔離措置を講じており、首都圏マニラではMECQのコミュニティー隔離措置が取られていました。
フィリピン政府が発表した情報やJETROフィリピンの資料などによると、GCQでは乗員制限を設けた上で公共交通機関の運行が可能になるほか、ゴルフやテニス、バドミントン、乗馬、スケートボードなども可能になります。
ドゥテルテ大統領の発表によると、フィリピンで28日時点で新型コロナウイルスに感染した患者数は15,588人、死者数は921人になっています。最新の情報はフィリピン保健省のサイトからも確認できます。
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