4月からMMDA(Metro Manila Development Authority, メトロマニラ開発局)は、エドサ通りの渋滞緩和を目的とし、新たな交通規制が導入されそうだ。
メトロマニラには、ナンバーコーディング・システム「odd-even scheme」(オッド・イーブン・スキーム)という、ナンバープレートの末尾による別の交通規制があり、これを更に細かく改正するべきか実験を行っている。この案が通ることにより2つの規制が存在することとなるため、運転者の悩みの種となりそうだ。
(写真) 先月エドサ通りで行われたMMDA の渋滞緩和実験。 画像出典MMDA
ナンバーコーディング以外にも、通行できるレーンを減らし割り込みを防止するなどの実験が行われた。
リポートによると、この案は、MMDA総括マネージャー、ティム・オーブス氏が、「Windows 2」と称し、個人自動車に適応。 ケソン市ノース・アベニューから、マカティ市・マガレーンズまでを対象とする。
(写真) スケジュールはご覧の通り。 オーブス氏がメトロマニラ協議会の提案する条件を満たすことが出来れば、現行されているナンバーコーディングとともに、この案も実行される。
ナンバーの末尾: 1、3、5、7、9 (奇数) エドサ通りを通行できない時間帯
7:00 am – 9:00 am
1:00 pm – 3:00 pm
5:00 pm – 7:00 pm.
ナンバーの末尾: 2、4、6、8、0 (偶数) エドサ通りを通行できない時間帯
9:00 am – 11:00 am
3:00 pm – 5:00 pm
7:00 pm – 9:00 pm.
この案には、ジプニー、バス、タクシーなど、公共の乗り物には適応されない。 一方で、Uber, Grabなどのトランスポートネットワーク車については、適応外になると言及されなかった。
オーブス氏は、この案によりエドサ通りの交通量が半分となり、走行速度が上がるだろうとしている。
「我々が目指しているのは、走行速度を上げることだ。現在の平均速度は、時速約19KM。これを2倍の40KMとしたい。」CNN Philippines との電話インタビューでオーブス氏は答えた。
しかしメトロマニラ協議会は、オーブス氏に次の3つの条件を満たすまで、実施の延期を求めている: 適切な代替レーンの確保、厳格な規則、告知のための時間。
そして関係者、運送関係者との話し合いも必要とのことだ。
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